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iPhone 6コンセプトデザイン:現実路線を踏襲した「iPhone Air」

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グラフィックデザイナーのSam Beckett氏が、今年後半の発売が噂される次期iPhoneのコンセプト動画を作成し、米国のThe Vergeに詳細記事を寄稿しております。

iPhone Air

私は、コンセプト動画の中で、iPhoneの核となるデザインは維持しました。そして、このデバイスを「iPhone Air」と名付けました。私は、アップルがiPhoneを十分に成熟した製品であるとみなしていると思います。したがって、iPad MiniやiPad Airのときのように、独自のブランディングが行われるのではないかと考えています。

デバイス

iPhone Airのサイズは、iPhone 5sより8%増加しています。この増分により、大きなスクリーンの収容が可能となります。左右のベゼル幅と上下のフレーム幅を狭くすることで、新たなスペースが生れます。厚さは7mmと、iPhone 5sより0.6mm薄くなります。厚さの減少はわずかですが、幅と高さが増えることでバッテリーやその他部品のための大きなスペースを確保することが可能です。

スクリーン

次期iPhoneはサイズが大型化し、高解像度のスクリーンが搭載されると噂されています。スクリーンサイズは盛んに議論されている部分です。解像度の変更は、アプリの効率的な更新に支障をきたす可能性があるためです。私は、4.7インチが理想的なサイズだと判断しました。解像度は1,920×1,080、画素数は468ppi(iPhone 5sは326ppi)としています。

サファイアクリスタルディスプレイ

この半年間、次期iPhoneにはコーニング社のゴリラガラスではなく、サファイアクリスタルが採用されるとたびたび報じられました。サファイアガラスの大きな利点は、強度や耐久性、それにキズや破損に対する抵抗力です。生産コストが既存のディスプレイに匹敵するか否かについては、現段階では不明ですが、アップルがこの素材に多額の投資を行っていることが伝えられているため、次期iPhoneにサファイアクリスタルが採用されるとの主張があるのも当然といえます。

その他機能

カメラセンサーは、10メガピクセル・センサーとf/1.8の絞りが新たに採用されるでしょう。その他、より高速で高効率なA8チップが搭載されるとみられています。

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