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auのスマホトクするプログラムを解説、iPhone 15購入時に加入すべき?

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auのスマホトクするプログラムは、iPhoneやiPadなどの高額な機種を実質半額ほどで購入できるサービスです。au契約者に限らず、auの回線契約がない方でも加入できるため、UQモバイルやpovoユーザーなどで、いよいよ来月にも発売される見込みのiPhone 15をauから購入する予定の方にもおススメのサービスです。当記事ではリスクやデメリットはないのか?なども含めてスマホトクするプログラムを解説します。

スマホトクするプログラムの概要
結論!迷っているなら加入すべき

結論から言ってしまうと、iPhone 15を購入する際、スマホトクするプログラムに加入すべきかどうか迷っているなら、間違いなく加入すべきです。同プログラムに"後で後悔する系"の落とし穴はないですし、加入したからといって、将来的に必ず端末を返却しなければならないわけではありません。返却せず4年も5年も使い続けたとしてもペナルティは一切ありません。ただ、2年以上使い続けると支払い免除額が徐々に減っていき、購入から4年経つと支払いが完済するため、免除額はゼロになります(その場合端末は自分の物になります)。

ということで、加入すべてきか迷っているなら、とりあえず加入しておいて、途中で気が変わったら、端末を返却せずに使い続ければいいだけのことです。同プログラムに加入できるタイミングは、端末を購入するときのみです。後からやっぱり入るということはできません。

【公式】スマホトクするプログラム

スマホトクするプログラムの概要

auの「スマホトクするプログラム」は、最新のiPhoneとiPadを含む対象機種を24回払いで購入し、最終回(24回目)の支払いの前に、購入した機種をauに返却すると、最終回の支払いが不要になるサービスです。最終回の支払額は機種代金の約半分に設定されているため(機種により異なる)、実質的に約半額でiPhoneなどの最新機種を購入することができます。

例えばiPhone 14を購入する場合

スマホトクするプログラムの概要

「スマホトクするプログラム」に加入してiPhone 14(128GB)を購入し、25か月目(最終回の支払い月)に返却した場合、支払い額と免除額は下記のようになります。なお、分割金の毎月の支払いは、購入月の翌月(2か月目)から始まります。

販売価格

140,640円

割引

-22,000円(MNPの場合)

支払額(23回)

49,760円(初回2,174円、2,163円 x 22回)

免除額

68,880円

下取りプログラムとの違い

「スマホトクするプログラム」はこれから購入する機種の一定額を、当該機種の返却と引き換えに免除するサービスです。一方、下取りプログラムは機種変更の際に、現在お使いの機種をauに下取りに出すことで、下取り価格分を新機種の購入に充当できるサービスです。

「スマホトクするプログラム」に加入して機種を購入し、2年後に新機種に変更する際、「スマホトクするプログラム」の免除額と下取りプログラムの下取り額を比較して、お得な方を利用してください。大体の場合において、「スマホトクするプログラム」のほうがお得のはずです。機種別の下取り額は下記の公式ページで確認できます。

【公式】下取りプログラム

スマホトクするプログラム加入条件

「スマホトクするプログラム」の加入条件はとてもシンプル。対象機種を購入する際に、「スマホトクするプログラム」に加入するだけ。支払い回数は24回以外に選択できません。また、機種の購入後に加入することはできません。対象機種については、オンラインショップで販売しているスマホとタブレットの多くを網羅しています。もちろん、最新のiPhoneやiPadも含まれます。

特典適用条件
・対象機種を12か月以上利用後、auに返却すること。
・返却した機種が査定基準を満たしていること。
・auへの支払いが滞納していないこと。
au Payカードで支払うとさらにお得

「スマホトクするプログラム」に加入して端末を購入すると、自動的に24回の分割払いになりますが、この支払い方法をau Payカードに設定すると、分割支払金総額の最大3%がPontaポイントで還元されます。還元ポイントはau Payゴールドカードで3%、au Payカードで0.5%。

【公式】スマホトクするボーナス

auを途中で解約する場合

「スマホトクするプログラム」に加入して端末を購入後、auの回線契約を解約したとしても問題ありません。「スマホトクするプログラム」の加入条件に回線契約の有無は含まれていないので、そもそも初めからauと契約がなくても「スマホトクするプログラム」に加入して支払い免除の特典を享受できます。

当該機種を返却しない場合

「スマホトクするプログラム」では、25か月目(最終回の支払い月)に当該機種を返却するのが一番お得ですが(支払い不要額が最大になるため)、返却せずにそのまま使い続けることもできます。その際、最終回(24回目)の支払い分については再度24回払いに分割され、当該機種を返却した時点で残りの支払いが免除されます。もちろん、48か月間使い続けて完済し、端末を自分のものにすることもできます。

例えば、機種代金が10万円で、最終回の支払いが5万円に設定されているとします。23回目の支払い後も使い続ける場合、5万円がさらに24回に分割されれるため、24回目以降の支払い額は、毎月2,083円(50,000÷24)になります。

返却は13か月目から可能だが..

当該機種の返却は13か月目からできます。ただしこの場合においても、23回目までの支払いについては、引き続き支払う必要があります。端末が手元にないのに支払いだけは続くという状態が1年間続くことになります。あえて25か月目より前倒しして返却するメリットは特にありません。

もし1年で他の機種に買い替えたいときは、スマホトクするプログラムを使わずに、買取店で売却するほうがより高い値段で売れると思います。スマホトクするプログラムで免除される金額は、発売から2年経った中古スマホの金額としては、他の買取店にも負けないくらいの額ですが、発売から1年なら買取店の方がいい値段を付けるはずです。

特典の申請と端末の返却方法

最終回の支払いを不要にするには、端末の購入から25か月目以降(最終回の支払い月)に特典の申請をしたうえで、適切な形で端末を返却する必要があります。端末の返却は実店舗に持ち込むか、auから回収キットを入手して郵送で行います。

返却手順

筆者は2023年9月に、auオンラインショップでiPhone 15 Plusに機種変更した際、特典の申請をして実際に旧端末をKDDIに返却しました。その際の手順を下記の記事で紹介しているので参考にしてください。

auのスマホトクするプログラムで端末を返却してみた

特典の申請方法

特典の申請はauショップや量販店などの実店舗、お客さまセンター(電話)、auオンラインショップ、My auのいずれかで行います。

実店舗で申し込む場合

auショップなどの実店舗で特典の申請をする場合、端末の返却も同時に行えます。もしくは特典申請のみをして、その場で端末の回収キットを受け取り、後日郵送で端末を返却することも可能です。

お客さまセンターで申し込む場合

下記の番号に電話をかけて特典の申請をします。1週間程度で回収キットが届きます。

au携帯電話から157
au以外の携帯/一般電話から0077-7-111
受付時間9時から20時

auオンラインショップで申し込む場合

auオンラインショップで新たな機種を購入する場合、購入手続きを進めていくと、特典の申請ページが表示されます。ここで申し込みをすると1週間程度で回収キットが届きます。

My auで申し込む場合

新たな端末を購入しないで、当該機種の返却のみをして特典の申請をオンラインでしたい方は、My auから申し込めます。回収キットが届くのは申し込み完了後2~3週間。

複数のロック画面を切り替える

アプリ版My auにアクセスして、次の順にクリックしてください。

[マイページ] > [お客様登録・ご請求情報の確認・変更] > [機種情報] > [分割契約の確認および一括清算] > [端末返却のみで特典を利用したい場合は、こちら]

返却時の注意点

返却する端末は、フィルムやケースなどのアクセサリーをすべて外します。購入時に付属していたものについては、返却する必要はありません。端末のみを返却してください。

郵送期限に注意

au公式サイトには、端末を郵送で返却する際の郵送期限を特典申し込み日の翌月25日と案内しています。一方で、特典申し込み日の翌月末までに、返却した旧機種の検品が完了しない場合、特典を無効にするとも案内しています。

たとえ郵送期限を守ったとしても、au側の検品作業が遅れると、特典が無効になる可能性もあるようなので、郵送は余裕をもって早めにするようにしましょう。

【公式】端末返却方法(個人)

故障している場合

返却した端末が下記の状態である場合、最大22,000円の支払いが必要になります。

・電話機本体や液晶に破損や割れがある
・電源が入らない
・充電ができない
・メーカー指定箇所の水濡れシールに水濡れ反応がある など

破損の判定条件は以下の通り。

表面

画面上に割れがあるもの
指の腹をあて、引っ掛かりがあるキズ
筐体に欠けがあるもの(基盤が見えていても対象)
画面下に黒いシミ(影)が出ている
液晶が浮いており発光が外へ漏れている
画面上にバーコードのような不具合が出ている

裏面

背面、側面に明確な溝、割れ、欠けがあるもの
背面、側面に擦り傷があるもの
リアカバーが無いまたは欠けている
リアカバーが純正では無い
バッテリーが純正品ではない
カメラ撮影の機能不良となりうるレンズ割れ

【公式】スマホトクするプログラム

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