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耐久性アップのTouch ID、iPhone 6の他 次期iPad AirやiPad miniにも搭載か

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台湾の中国時報は23日、台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー(TSMC)が、iPad Air 2とiPad mini 3向けの指紋認証センサーTouch IDを量産するため、同社の8インチチップ工場を拡大すると報じました。Touch IDがiPhone以外のiOSデバイスにも採用されることに伴い、TSMCは、今年中に前年比233%増の1億2000万個のTouch IDを生産する計画のようです。米国MacRumorsが伝えています。

iPad Air 2とされるレプリカ

サプライチェーンの消息筋が中国時報に語ったところによると、TSMCは第3四半期(7~9月)に第2四半期(4~6月)の倍以上の新しいTouch IDを生産する計画とのこと。以前の報道では、新しいTouch IDのアップルへの出荷は5月初旬に開始されるとのことでしたが、これらは試作のための初期の出荷だった可能性があります。

またKGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏も以前に述べていたように、アップルとTSMCは、Touch IDの耐久性を高めるための素材として新たに錫(スズ)を採用する計画であるとも伝えられています。

iPadのTouch IDもiPhoneのTouch IDと同様に、サードパーティのアプリが指紋認証を使えるようにするための、iOS 8 のSDK(ソフトウエア開発キット)が可能にする拡張機能に対応する見通しです。またTouch IDは、アップルが開発したモバイル決済システムに利用されるとの噂もあります。

最近リークされた情報では、次世代のiPad AirとiPad miniには、Touch IDの他、スピーカーグリルの変更や音量ボタン部分の凹みといった、デザインの微調整が施される可能性が示唆されています。

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