Windows 8版 iTunes、アップルは興味なし

マイクロソフトは、最新OSであるWindows 8のプラットフォーム(「メトロ」)に、アップルiTunesを求めているようです。世界で最も人気の高いソフトウェア提供所であるiTunesですが、アップル社幹部らの意向は、Windows 8のユーザーがiTunesを使えるようになるのは当面ない...というもの。米国のApple Insiderが伝えています。

マイクロソフトの代表が今週CNNに語ったところによると、アップルは、iTunesをWindows 8のモダンなUI(ユーザーインターフェース)に統合すべく開発を進めることに、あまり乗り気ではないとのことです。

「Windows 8版のiTunesが登場するのは当面ない。iTunesは非常に人気が高いし、受け入れ態勢は準備万端だ。いろいろ試してはいるんだが」と、マイクロソフトのWindows部門の財務所長。

iTunesはWindows 8においても入手可能ではありますが、モダンなUIバージョンがなく、タブレットのユーザーはキーボードやマウスがないため、同プログラムを使うことが困難になっています。ましてWindows RTなどでは、iTunesを使うことは全く不可能です。RTはARMプロセッサーで動いており、非マイクロソフトのソフトウェアは使えません。

アップルは過去、Macのアプリケーションを気前よく、マイクロソフトのWindowsに組み込んでいました。Windowsは、世界中のほとんどのPCのオペレーティングシステムです。しかし昨今のタブレット市場の急成長で、アップルこそ王様になりました。Windows 8のタブレットも市場シェアの一部をつかんでいるとはいえ、アップルがWindowsをしばらく無視したとしても、その影響は軽微です。

Windows 8では、6万を超えるアプリが手に入ります。ユーザーはすでに総計で約2億5000万のアプリをダウンロード済み。しかしマイクロソフトの狙いは、アップルiTunesのApp Storeにある人気の高いアプリすべてのWindows 8バージョンを、休暇シーズンまでに入手可能な状態にすることです。

マイクロソフト製アプリに関する最近の数値や推計は、Windows 8が出だしから躓いていることを示しています。マイクロソフトはWindows 8が発表される前の10月、その3か月後にあたる2月までに、10万のアプリを用意できると予測していました。しかし6か月経過しても、Windows 8は、その半分を少し超える数しか用意できませんでした。

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