iPhoneのApp Store、モバイル通信時のアプリのダウンロード上限を200MBに引き上げ
アップルは今週、iPhone/iPad向けのApp StoreやiTunes Storeで、モバイルデータ通信を利用してダウンロードできるアプリの上限サイズを150MBから200MBに引き上げました。
アップルは、モバイルデータ通信時にユーザーが誤って大容量のアプリをダウンロードしてしまわないように容量制限を課しています。規定値を超えるダウンロードには警告画面を表示して、Wi-Fiに接続するように促しています。
モバイルデータ通信の際にダウンロードできる容量は時代とともに変化してきました。App Storeが2008年に登場した際の上限はなんと10MBでした。その後、2013年に50MBに、2017年には150MBに緩和されました。
本日6月1日、auとドコモは5G時代を見据えた新料金プランを開始しました。auの「データMAXプラン」は、月間データ容量に上限がない使い放題の料金プランです。
このような環境下において、200MBの容量制限は、本来の意図を失いかけているようにも見えます。将来的に、容量制限の撤廃や警告画面にダウンロードを続行できるボタンが追加されるなどの処置が講じられるかもしれませんね。
⇒ Apple Insider