アイフォンの使い方・設定方法、新型アイフォン15最新情報

アップルは9月12日に開催したイベントで、Apple Watch Series 4を発表しました。様々な変化が加えられた新型Apple Watchは、旧モデルのSeries 3と何が違うのでしょうか。新旧モデルを比較しながら、Series 4の新機能と特徴を見てみましょう。

価格

Apple Watch Series 4の発表に伴い、Apple Watch Series 3のステンレススチールケースモデルとエルメスモデルは販売を終了し、アルミニウムケースモデルのみが値下げし、販売を継続しています。

ディスプレイ

Apple Watch Series 4をみてまず気づくのは、ディスプレイサイズの変化でしょう。大きいモデル（縦44mm）は977mm2で、740mm2のSeries 3（縦42mm）と比べ32％大型化しています。一方小さいモデル（縦40mm）は759mm2で、563ｍｍ2のSeries 3（縦38mm）と比べてこちらも35％大型化。

iPhone XやXSに似た丸みを帯びた縁のデザインが採用されベゼルが狭くなったことで、ケース全体のサイズはほとんど変わらないままに、ディスプレイの面積だけが大きくなっています。

それに合わせて解像度も上昇し、大きいモデルは368×394ピクセル（Series 3は272×340）になり、アプリのアイコンやフォントが以前のモデルに比べて見えやすくなっています。

ケースサイズ

縦の長さが小さいモデルで38mmから40mm、大きいモデルで42mmから44mmへと変更されましたが、両方のモデルを並べて比較して初めて気づく程度の差です。厚みは10.7mmと、11.4mmのSeries 3から約1mm薄くなっています。

アップルがイベントで明言していた通り、Series 3以前に発売されたウォッチバンドはSeries 4でも引き続き使用できるそうです。

プロセッサ

予測されていた通り、64ビットデュアルコアS4プロセッサが搭載されています。Series 3のS3プロセッサと比べ速度は最大で2倍になり、アプリの起動やその他機能の実行がこれまでよりも高速化します。

文字盤

大型化したディスプレイを最大限に活用した新たな文字盤が登場。コンプリケーションは最大で8つ配置でき、より詳細かつ多くの情報を表示できます。その他、ディスプレイの縁に反応するVapor、Liquid Metal、Fire、Waterといった文字盤も登場しています。

健康

Series 4とSeries 3の最大の違いは、心電図を計測できる機能が搭載されていることです。Digital Crownをタップするだけでユーザーの心臓の電気信号を読み取り、30秒以内にECG（心電図）を生成します。

このデータからは、心臓に心房細動（心拍の深刻な乱れ）の兆候があるかどうかを確認できるとのこと。このデータはかかりつけ医に共有でき、最新の心臓状態を医師に提供し続けることを可能にします。

Series 4はこの種の機能を搭載した初のデバイスで、アップルは「きわめて重要な達成だ」と述べています。ただ、ECGは今年中に行われるソフトウェアの更新後に使用が可能となるため、当面は使用できません。

また、Series 4は、次世代の加速度センサーとジャイロスコープを活用した新しい転倒検知機能も搭載。最大で32Gの重力加速度を計測し、カスタムアルゴリズムにより激しい転倒を検知します。Apple Watchの着用中に転倒すると、アラートが鳴り、ユーザーはこれを解除するか、または救急サービスに通知するか選択できます。ユーザーに60秒以上動きがないことが検知されれば、救急車が呼び出され、ユーザーの緊急連絡先に通知されます。

その他の違い

・Digital Crownが触覚的反応を返す

・裏蓋にサファイアクリスタルとセラミックが使用され、セルラー通信の電波通過性が向上

・スピーカーの音量が50％向上

・マイク位置が移動し、受話時の反響が抑制されて音質が向上

・新しい加速度センサーとジャイロスコープが転倒を検知し、救急サービスへの連絡が必要かどうかを確認する

・新しい加速度センサーが最大32Gの重力加速度を計測（Series 3は16G）

・W3ワイヤレスチップを搭載（Series 3以前はW2）

・新しいBluetooth 5.0に対応し接続性が向上（Series 3はBluetooth 4.2）

・全モデルで16GB容量を追加（Series 3ではGPS＋Cellularモデルのみ）

・第2世代光学式心拍センサーを採用

⇒ Apple , Mac Rumors