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iPhone 15、eSIM専用モデルが欧州各国でも発売か?日本でも?

最終更新日:著者情報

米国版iPhone 14シリーズはSIMトレイが廃止され、eSIM専用モデルのみが販売されていますが、iPhone 15シリーズではeSIM専用モデルが他国でも販売されることになるかもしれません。

iPhone 14

SIMトレイがない米国版iPhone 14

仏メディアのiGenerationが伝えたところによると、フランスで発売されるiPhone 15とiPhone 15 ProはSIMトレイが無いモデルになる可能性があるとのこと。アップルは通例、同じ品番のiPhoneをフランスのほか多くの欧州諸国で販売するため、iPhone 15ではeSIM専用モデルが米国以外の国々に販路を広げることになるかもしれません。

昨年、iPhone 14が米国で発売された際、アップルは安全性の観点からeSIMが物理的なSIMカードより優れていることを強調していました。いわく、iPhoneを紛失した際、物理的なSIMカードもなくなってしまうと。

米国のテックメディアMacRumorsは、SIMトレイを廃止したモデルへの移行は、たとえ数年かかったとしても不可避(inevitable)だと述べています。一方で、米国のネット情報を見ると、iPhone 14シリーズでSIMトレイが廃止されたことに不満を抱いているユーザーも相当数いるようです。米国のテックメディアDigital Trendsは、eSIM専用モデルが米国以外でも発売されるとの噂について、「iPhone 14の最も煩わしい機能がiPhone 15で悪化する」との見出しで伝えています。

はたしてこのeSIM専用モデルの発売が日本でも実現するのでしょうか。現状を考えると、今年のiPhone 15でeSIM専用モデルのみが発売されるとなると大混乱は必至だと思います。キャリア側もユーザー側も。SIMトレイ搭載モデルとの併売が現実的なような気がしますが、アップルは少なくとも米国ではそうはしませんでした。iPhone 15ではこの点にも注目したいところです。

情報源:MacRumors

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