デュアルSIM(eSIM)とは?設定方法や使い方を解説

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デュアルSIMとは

デュアルSIMとは、1台のスマホで2つのSIMを同時に使うことができる機能のこと。どちらの電話番号に電話がかかってきても着信しますし、もちろん、どちらの電話番号からも発信できます。インターネットについては、指定したSIMでデータ通信が行えます。仕事とプライベートでSIMを使い分けたり、海外旅行時に現地で購入したSIMと国内で契約しているSIMを使い分けたりといったことが可能になります。

デュアルSIM対応機種

iPhone

iPhone 13シリーズ
iPhone 12シリーズ
iPhone 11シリーズ
iPhone XS、XS Max、XR
iPhone SE(第2、第3世代)

iPad

iPad Pro 11 (第1世代以降)
iPad Pro 12.9 (第3世代以降)
iPad Air (第3世代以降)
iPad (第7世代以降)
iPad mini (第5世代以降)

デュアルSIMの組み合わせ

iPhoneでデュアルSIM機能を使うには、SIMカードとeSIMそれぞれ1つずつまたは2つのeSIMが必要です。残念ながら、中国以外の国や地域で販売されているiPhoneは、2つのSIMカード(SIMカード+SIMカード)でデュアルSIM機能を使うことはできません。

また、デュアルSIMに使うSIMのタイプについては、データ専用プランでも通常の音声とデータ通信ができるSIMでも、組み合わせは自由にできます。例えば、両方ともデータ通信専用SIMでも問題ありません。

eSIMプロファイルのインストールは何個でも可能

SIMカードはiPhoneに1つしか挿入できませんが、eSIMについては、いくつでもインストールできます。ただし、同時に利用できるSIMは、SIMカードも含めて2つまでです。

モバイル通信プラン

例えば、左図のiPhoneは全部で4つのSIMが設定されている状態です。一番上の「ドコモ」がSIMカードで、残りの3つがeSIMです。SIMカードは、「モバイル通信プラン」のリストの一番上に表示されるようになっています。

このリストのうち、「オン」になっている2つのSIM(ドコモと楽天)が利用可能な状態です。ちなみに、「ドコモ」や「楽天」などの各モバイル通信プランの名称は筆者が設定したものなので、自由に変更できます。

iPhoneで同時に利用できるSIMは2つまでですが、iPhoneの設定画面で「オン」「オフ」を切り替えることで、利用するSIMを簡単に切り替えられます。

SIMの切り替え方法

携帯各社のeSIMの設定方法

ひと昔前までは、eSIMを提供する携帯会社は珍しかったですが、今では逆に、eSIMを提供していない会社を探すほうが難しいくらいです。すくなくとも、ドコモ、ソフトバンク、auとそのサブブランド、楽天モバイルの大手4社では、契約する際にSIMカードにするかeSIMにするか選択できます。

eSIMの設定方法については、各社が提供するeSIMプロファイル(通信に必要な設定情報をまとめたデータ)をiPhoneにインストールするわけですが、そのインストール方法やeSIMプロファイルの発行方法は携帯会社によって異なります。

当サイトでは、ドコモソフトバンクau楽天モバイルとそのサブブランド(ワイモバイルLINEMOUQモバイルpovo)のeSIMの設定手順を事細かに解説しているので、eSIMを契約する際は参考にしてみてください。

携帯会社別eSIMの設定方法

デュアルSIMの設定方法

iPhoneが2つ目(またはそれ以上)のSIMを認識すると、デュアルSIMの設定画面が表示され、電話やインターネットをするのにどちらのSIMを使用するかなどについて設定を行います。ここで行う設定は、後から変更可能です。

モバイル通信プランを追加

モバイル通信プランを追加

2つ目(またはそれ以上)のSIMをiPhoneが認識すると(SIMカードを挿入するかeSIMをインストールすると)、「モバイル通信プランを追加」という画面が表示されるので、[続ける]をタップします。

3つ目のSIMを読み込んだ場合
3つ目のSIMを読み込んだ場合

すでにデュアルSIMが有効な状態(2つのSIMがオンの状態)で、さらに新たなSIMを読み込むと、左図のように1つのSIM(回線)を無効(オフ)にするように求められます。iPhoneで同時にオンにできるSIMは2つまでです。

なお、ここで無効にしたSIMは、「設定」アプリの「モバイル通信」からいつでもオンにできます。

⇒ SIMの切り替え方法

モバイル通信プランの名称

「モバイル通信プランの名称」画面が開きます。ここでは、それぞれのSIMに名称を付けます。下図では、新たに挿入したソフトバンクのSIMカードに「モバイルデータ通信」という名称が自動で付与されましたが、タップすれば自由に変更できます。ここでは例として、「ソフトバンク」という名称に変更しました。[続ける]をタップして先に進みましょう。

モバイル通信プランの名称

デフォルト回線を選択する

デフォルト回線を選択する

「デフォルト回線」に使用するSIMを選択します。

ここで選択したSIMが、「連絡先」に登録されていない番号に電話をかける際やメッセージを送信する際に使用されます(手動でもう一方のSIMから発信することもできます)。

[続ける]をタップして先に進みます。

iMessageとFaceTimeに使用するSIMを選択する

iMessageとFaceTimeに使用するSIMを選択する

iMessageとFaceTimeに使用するSIMを選択して、[続ける]をタップします。

モバイルデータ通信に使用するSIMを選択する

モバイルデータ通信に使用するSIMを選択する

モバイルデータ通信に使用するSIMを選択します。デュアルSIMの設定後、念のためネットが使えるかどうかをテストするので、今回新たに読み込んだSIMを選択するようにしてください。

また、電波状況が悪いときなどにもう一方のSIMに自動で切り替えてモバイルデータ通信を使いたい場合は、[モバイルデータ通信の切替を許可]のスイッチをオンにします。ここではとりあえず、オフにしておきましょう。

最後に[完了]をタップしてください。以上でデュアルSIMの設定は完了です。

「連絡先の優先回線をアップデート」とは
連絡先の優先回線をアップデート

今回筆者は、ドコモのSIMカードと楽天モバイルのeSIMの組み合わせから、ソフトバンクのSIMカードと楽天モバイルのeSIMの組み合わせに変更しました。こういった、以前デュアルSIMを利用していて、新たなSIMを読み込んでSIMの組み合わせを変更する場合、「連絡先の優先回線をアップデート」という画面が表示されます。

iPhoneでは、「連絡先」に登録している番号に電話をかけたりメッセージを送ったりする場合、どちらのSIMを使用するか指定することができます。この指定したSIMが「連絡先の優先回線」です。

筆者の場合、以前ドコモのSIMを優先回線に指定していた連絡先について、ソフトバンクを優先回線にするのか、楽天モバイルを優先回線にするのか、あとで決める(あとでアップデート)のか選択を求められます。ちょっとややこしいですが、たとえ、ドコモのSIMを優先回線に指定していなかったとしても、新たなSIMを読み込んでデュアルSIMの組み合わせを変更する場合、この画面が表示されます。

手動で「優先する回線」を指定する

「連絡先」に登録している番号については、電話やメッセージをする際に使用するSIMを手動で選択できます。「連絡先」を開いて、[デフォルト ○○]をタップすると、[優先する回線]を選択できます。何もしなければ、「デフォルト回線」に指定したSIMが使用されます。

手動で「優先する回線」を指定する

キャリアロゴと電波強度を確認する

デュアルSIMの設定が完了すると、画面右上の電波強度を示すアイコンが2つになります。上段がモバイルデータ通信に使用するSIMの電波強度です。

電波強度

コントロールセンターを開くと、2つのキャリアロゴが表示され、上段のキャリアロゴの隣に「5G」や「4G」などの通信規格が表示されます。

コントロールセンター

キャリアロゴが正常に表示されているのを確認したら、Safariを起動して、インターネットが使えるかどうか試してみてください。インターネット接続に問題がある場合は、iPhoneを再起動してください。また、念のため、電話の発着信ができるかどうかテストしてみてください。

SIMの切り替え方法

これまで何度も述べてきたように、iPhoneで同時に利用できるSIMは2つまでです。iPhoneにSIMを3つ以上設定している場合、以下の手順で利用するSIMを切り替えられます。

設定を開く

ホーム画面から[設定]を開いて[モバイル通信]をタップします。

設定

利用したいSIMを選択する

利用したいSIMを選択する

利用したい(有効にしたい)SIMをタップします。ここでは例として、「UQ」を選択します。

なお、以前「オン」にしたことがあるSIMは、「以前"○○"として使用」と表示されます。

UQモバイル、eSIMの申し込みと設定方法 全手順

オフにするSIMを選択する

[この回線をオンにする]のスイッチをオンにします。すると、「オフにするモバイル通信プランを選択」する表示が出るので、オフにするSIMを選択します。ここでは例として、「ドコモをオフにする」を選択します。以上で切り替えは完了です。

オフにするSIMを選択する

SIMの切り替えが完了

完了

「UQ」がオンになり、「ドコモ」がオフになりました。また、「デフォルトの音声回線」が切り替え前はドコモだったので、これもUQに置き換わりました。

もし、「デフォルトの音声回線」や「モバイルデータ通信」のSIMをもう一方のSIMに変更したい場合、各項目をタップして、もう一方のSIMを選択してください。

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