本文に広告を含む場合があります。

いかにiPhone 5が優れているか、その画期的特長5つ

著者情報

昨年リリースされたiPhone 4Sは、いつものアップル製品同様、消費者の満足のツボをつくものでした。今年リリース予定のiPhone 5についても、様々な憶測が飛び交っています。米国のCOMPUTERWORLDは、iPhone 5の注目すべき画期的特徴5つを挙げています。

1. 高速クアッドコア・プロセッサー

ある意味、使い方次第では、プロセッサーのスピードなど特に問題とはなりません。しかしモバイルデバイスの高機能化やアプリの多様化で、スマートフォンはPCの代わりという側面が大きくなっており、プロセッサーが高速化の一途をたどるのは必然的なこと。A6チップがクアッドコアとなり、グラフィック性能が向上することは予測の付くことで、この高性能化で、消費者であるあなたは何をするつもりなのか。むしろ問題はそこにあります。

2. 充電のワイアレス化

すでにアップルでは、iTunesとの同期がワイアレスで可能ですが、今や充電もワイアレスで可能となりそうな時代です。今年開催されたCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)で紹介されたように、ワイアレスキーボードやマジックトラックパッドの他にも、電磁誘導充電(非接触誘導充電)を応用したデバイスが今後登場することになります。

就中(なかんずく)ワイアレス充電が注目されています。iPhoneやiPadを電磁誘導マットに置くだけで充電が可能となるのです。

アップルはこれを、近未来のアイデバイス(iDevice)に取り入れる目算です。私たちは、かの有名な太陽光充電システムも見ることになるのでしょうか...。元米副大統領のアル・ゴア氏がアップルの取締役であるわけですから、同社はますますエコロジーに傾斜していくようですね。

3. LTEとNFCサポート

LTE(高速新通信規格)が現行のiPhoneに採用されていない理由は、まだその環境が整っていないためと言われています。米国の地理を考慮しても、LTEが存分に使えるようにはなっていません。しかし、今年これが変わろとしています。iPhone 5に、LTEサポートがつくかもしれません。

NFC(近距離通信)も同様です。Siri(音声アシスタント機能)がデータ帯域幅を倍増させたことはよく知られていますが、そんな大容量データを「食う」ソリューションデバイスであっても、それを可能とするモバイルのデータ帯域幅は十分にあります。LTEによって広範な帯域幅が使用可能となるでしょう。ただしユーザーは、携帯キャリアとデータ課金システムに要注意ですが...。

4. より高いセキュリティー

今後、iPhoneがiWallet(アイウォレット)になるなど、デバイスを通じて自分のお金や財産にアクセスする機会が増えます。このため、セキュリティー(安全性)が非常に重要になってきます。かりにiPhoneを失くしても、そこに保持されたデータを消去することは可能です。しかしこれで十分とは言えません。これに対してアップルは、大変巧妙なセキュリティー設定を開発中で、近日中に公開される予定です。

今年2012年は、セキュリティーにとって試験的意味のある年となりそうです。個人や企業のデータが個々のデバイスからクラウドに移行する流れの中、堅牢なセキュリティーを保証しないベンダーは犯罪的に無責任と言えるでしょう。

アップルは顔認識、生体認証などを組み合わせた仕組み検討しており、これらの開発が進められているところです。

5. Siriのスゴさ

Siri登場によってサーチエンジン最大手であるGoogleの独占が崩れ、iPhoneに限らず、私たちの周囲の家電とのかかわり方が変化しつつあります。その新システムが立ち上がれば、音声によって、室内照明、洗濯機、コーヒーポットなどを操作できるようになります。今年のCESで、この種の製品の祖形が話題に上がりました。

ゆくゆくはiPhoneとSiriを使って、家電を遠隔操作するようになるでしょう。アップルTVが自宅セキュリティー装置の一部となって、屋内で不自然な動きを検出したり、泥棒などの侵入者の映像を撮って、あなたのiPhoneに送信したり警察に通報したりするようになるかもしれません。

その他、あなたの部屋の中で

今すぐにもアップルがあなたの部屋の中で幅を利かすようになるわけではありません。このようなマシーンToマシーンの傾向が今年のトレンドだというに過ぎません。

勿論、このトレンドにアップルが遅れをとることはまず考えにくいこと。異常なほど顧客満足度の高いアップル、いずれは様々なセグメントで「家電大手」として台頭することが期待されます(新ソニーとも言えるサムスン。かなり健闘していますが、オリジナリティーだけは全くアップルに歯が立ちません)。

以上が、米国のCOMPUTERWORLDの提起する5つの特徴です。性能向上、シンプリシティー、近未来的テクノロジー、セキュリティーと操作性。世界70億の人口が夢見て待望する世界です。

関連記事

最新情報



上へ戻る