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iPhone 5噂の総まとめ:発売日、デザイン、スペック

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7月に入りiPhone 5の噂も少し落ち着いてきたかに見えますが、ここに来て小型iPadミニの噂が盛り上がっています。しかしiPhone 5についても新しい話がないわけではありません。

iPhone 5の噂はさまざまですが、当然はずれるものもあるでしょう。ここでその総まとめを試みて、少し冷静に考えてみることにしましょう。米国Gotta BeMOBILEがレポートしています。

※次世代iPhoneはアップル第6世代のiPhone。しかしメディアもアナリストも、iPhone 5と読んでいます。

iPhone 5のリリース日について

iPhone 5のリリース日について、期待できること及び期待できないことも含めて、私たちはすでに多くのことを知っています。

最新の噂では、iPhone 5の発表が早くても8月か9月という説もありますが、やはり10月説がもっとも有力視されています。

TechRadarによると、アップルは今四半期、iPhone 4Sの発注を25%も抑えつつあり、やはり今秋のiPhone 5リリースに向けた動きと見られています。

新iPhoneのリリースに備えて、現行iPhoneの生産台数を減じる措置は当然と言えば当然でしょう。アップルは今でもiPhone 4Sを99米ドルで販売するオプションを用意していますが、いずれは新iPhoneが工場における生産において最優先されることになるでしょう。

iPhone 5のフォームファクター

フォックスコンの郭台銘(Terry Gou)CEOは、「新しいiPhone 5は、サムスンのGalaxy S3を持っているのが恥ずかしくなるほどのものにさせる」と言います。Galaxy S3は、高解像度ディスプレイ、丸みを帯びた曲線デザイン、お洒落な見かけを特徴としています。しかし、iPhone製造工場を経営している同氏は、新iPhoneはサムスンの最良機種を打ち負かす何かを備えていると述べています。

iPhone 5にリキッドメタル(液体金属)は採用されないかもしれませんが、金属の背面デザインを再び見ることになるかもしれません。これによってiPhoneの耐久性が全体として増し、ケースなしでも大丈夫となるでしょう。

アップルは最終的に大型化したiPhoneをリリースする可能性もあり、それはより大きくなったディスプレイをもつ縦長のiPhone 5となるかもしれません。

しかし、アップルのサプライチェーンに通じた或るアナリストはこのリーク情報に疑義を呈し、アップルはもっとラジカルな変化を見せてくるだろうとしています。こちらのリークによると、iPhone 5はiPhone 4Sとそっくりの部品を使っており、平らな側面と上から下まで均一な厚さとのことです。

最近、或るiPhoneのケースメーカーがiPhone 5のケース及びiPhone 5のありうる姿に関する情報をリークしました。多くの情報ソースは、この情報を大手のiPhoneケースメーカーに売っておりますが、iPhone 4Sの際もそうであったように、これらの情報も必ずしも信頼できるものではありません。

もしこれらiPhone 5の部品に関するリーク情報が真実なら、アップルはアンドロイド陣営の向こうを張る構えで、曲線デザインの背面と大型スクリーンを用意していることになります。

iPhone 5のスクリーンについて

iPhone 5最大の噂は、大型化した4インチディスプレイです。大型化したディスプレイは、より縦長 (taller)のスクリーンであり、より横長 (wider)のスクリーンではありません。

伝えられるところによると、新iPhone 5のディスプレイは、その上部に176ピクセルが加わるとのこと。

ディスプレイが大きくなれば、それだけ文字や情報を読んだり見たりする面積が広がります。このワイドスクリーンのアスペクト比は、高解像度(HD)テレビに見られるものと似ており、デバイスを横にしてテレビや映画を観る際に相応しいものです。

しかし、iPhone 5のディスプレイサイズに関するリーク情報は、きわめて少ないのも事実です。

iPhone 5のスペックについて

スペックについて、アップルは決して大盤振る舞いをしません。iPhoneやiPadを見れば、お分かりでしょう。iPhone 5についても同様かもしれません。

9to5Macのリークは、iPhone 5がやや高速のプロセッサーを搭載し、RAMも1GBに上がるとしています。このプロセッサーとRAMは、クアッドコアプロセッサーと2GBのRAMを備えるアンドロイド系スマートフォンと比較すれば小さいかもしれませんが、実際どうなるかは不明です。

※DigiTimesは5日、iPhone 5にサムスン製Exynos 4ベースのクアッドコアプロセッサが搭載されると報じています。

第3世代のiPadを見ると、スペックという点では、アップルは最新式のアップグレードをしなかったかもしれませんが、見映えが向上したグラフィックスなど目立つ違いのある重要なアップグレードはありました。

チップメーカーQualcommのコメントによると、iPhone 5が4G LTE互換性を搭載するのはほぼ間違いなしです。アップルは新技術が熟すのを気長に待つことで知られていますが、米大手携帯キャリアのAT&TもVerizonも4G LTEスマホ向けに準備を整えており、それは顧客も同様です。4G LTE搭載iPhone 5について、バッテリー問題と私たちの料金プランもすでに決まっているかどうかは定かではありませんが...。

アップルはまた、iPhone 5により小さな19ピンドックを搭載する能性があります。Techcrunchは、アップルのサプライチェーンにおける複数の筋からの情報として、この変更を確かなものとしています。ドックコネクターが小型化すれば、ケーブルをつなぐ際に磁石式を使うことになり、防水仕様もより向上します。

他にも、iPhone 5では、ワイヤレス充電がスタンダードになるとの噂もあります。アップルが新たに取得した特許は、ワイヤーなしでiPhoneを充電できるドックに関する方法を示しています。アップルはこの特許を2008年に申請しましたが、この特徴を耳にするのは初めてのことではないので、iPhone 5の特徴に加わるかどうかはまだ予断を許しません。

iPhone 5の電子財布(デジタルウォレット)について

最新のリークによると、iPhone 5はNFC(近距離通信)搭載。新iOS 6のパスブックアプリと統合される技術の一端です。

9to5Macで明らかにされた情報では、iPhone 5のプロトタイプの一つに、NFCチップ搭載によってiPhoneが電子財布化したものがあります。NFCチップがパワーマネジメント・ユニット(PMU)に取り付けられ、これがQualcommのチップ(iPhone 5で期待されている)につながっています。

iPhone 5のカメラについて

iPhone 4Sはすでにスマホのカメラとしては最良のものを提供してくれています。最新のリークによると、iPhone 5ではゲームのアップグレードがあるかもしれません。

ピュアビューの範囲については何も期待されていませんが、アップルは8MPセンサーをiPhone 5に搭載するかもしれません。iPhone 4Sにも8MPセンサーは搭載されていますが、このカメラセンサーがより小さくなり、iPhone 5の薄型化につながる模様です。

アップルは、複数のレンズ間でのスイッチを可能にする技術に関する特許を取得済みで、これは新iPhoneにおける大きなサプライズとなるかもしれません。

iPhone 5の価格について

iPhone 5の価格については、2年契約で199米ドル、契約なしで649米ドルとなるでしょう。メモリー容量128GB付きのiPhone 5についてのアナウンスがなければ、もっとも高額なiPhone 5は399米ドルとなりそうです。

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