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iPhone 5の先を越せ! ライバル企業ら続々新製品発表へ

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今年の9月はガジェット好きにはたまらない一か月となりそうです。アップルの次世代iPhone(小型iPadも?)が発表される数日前には、偶然なのか故意なのか、アマゾン、サムスン、マイクロソフト、ノキア、Googleといったアップルのライバル企業らも新製品を発表する模様です。米国のPCWorldが伝えております。

アップルはまだ、9月12日に新iPhoneが発表されるというイベントを開催するか否かを確約しているわけではありません。しかしライバル企業らは、これを重く受けとめています。各社はここ数日のあいだに、アップルのイベントに数日先んずる形で記者会見をスケジューリング。これは明らかに、アップルに当たるスポットライトを奪い、次世代iPhoneへの期待心を掠め取ろうとする動きです。

このような動きを見せている企業は、すでにお分かりでしょう。サムスンは8月29日、ドイツのベルリンでイベントを予定しており、そこでGalaxy NoteⅡが発表されると見られています。報道によると、同機種はオリジナルのNoteよりやや大きめのディスプレイで、5.3インチから5.5インチになり、アスペクト比も16:10から16:9へと変更されるとのこと。

ノキアとマイクロソフトは9月5日、ニューヨークでイベントを開催予定。おそらくは新バージョンのウィンドウズフォンOS搭載のLumiaのハイエンド機種を発表すると見られています。ノキアの年次開発者向け会議は、フィンランドで9月5~6日開催されます。

Google傘下のモトローラは9月5日、「その日のメインイベント」とされる催しをVerizonとともにニューヨークで開催。モトローラは大型バッテリー、8メガピクセルカメラ、アンドロイド4.0用ソフトウェアナビゲーションボタン、そしておそらくはNFC(近距離通信)機能を搭載したDroid Razr HDを発表すると見られています。

最後となりましたが、アマゾンはカリフォルニア州サンタモニカで9月6日、イベントを開催予定。このイベントは大変興味深いもので、次世代のキンドルファイアがベールを脱ぐと目されています。言うまでもありませんが、キンドルファイアはタブレット市場において、iPadに次ぐナンバー2の地位にあります。アマゾンは以前スマートフォンの他に、10インチタブレットを開発中との報道があり、ついにオンライン小売業者がサムスンやモトローラと直接競合する時代に突入する予感です。

しかし、アマゾン、ノキア、サムスン及びそのパートナー企業は、iPhoneの発売という熱の高まりを少しは冷ますでしょうが、厳しい展開を見るかもしれません。先行発表が何であれ、アップルのライバルたちは通例、その製品発表において詳細を公開することは滅多にありません。価格や入手時期も不明であり、ぼんやり「今年後半」とされているだけです。

その点アップルは違います。アップルが製品を発表すれば、その後すぐに(1~2週間後)入手可能となります。先行予約は、発表の数日後に受け付けられるのが普通です。

たとえライバル企業がアップルの機先を制して注目を集めようとも、多くの人々は、その後数日待って、アップルが発表するものをちゃんと見てから、自分の買うものを決めることでしょう。

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