本文に広告を含む場合があります。

これは便利! iOS 6で採用されるべきiPadのテキスト入力方法(動画)

著者情報

iPadに長文を打ち込むのは疲れるし、無駄に時間がかかりますよね。もし、iOS 6でこのデモ映像の様な入力方法に改善されていたら良いと思いませんか。

米国のモバイルニュースサイトGottaBeMOBILEがidownloadblogで紹介された画期的な文字入力方法についてレポートしています。

ダニエル・フーパー氏の作成したiPad用キーボードの試作品では、従来の画面をタップ・ホールドして、虫眼鏡を出しながら文章を指定するのとは違うジェスチャを使って文章の範囲選択ができます。また、画面に指をスワイプせる事で矢印キーを移動させることもできます。

これがどれほどスゴイ事なのかは、実際にデモ映像をご覧になって頂くと良いでしょう。

このidownloadblogで紹介された映像は、もともとダニエル・フーパー氏がYouTubeに投稿したものです。ビデオの説明欄で、同氏はこの素晴らしいジェスチャー・システムをアップルの開発者たちに報告する方法を述べています(現在は削除されている模様)。

興味のある方は報告してみてください。
※Apple Developer IDが必要になりますが、Apple IDを所持していれば簡単に作成できます。

報告の手順は以下のようになります。
1.bugreport.apple.comにアクセスし、サインインして『New Problem』を開く
2.『Title』に"Editing Text on iPad (duplicate of rdar://11365152)"と入力する
3.「Product」に"iPad", 『Version Number』に"N/A"、『Classification』に"Feature (New)"、『Is It Reproducible』に"Not Applicable"と入力する
4.以下の文章をコピーし、『Problem Details』欄にペーストして"submit"を押す

I just saw Daniel Hooper's iPad keyboard demo and I want that for my iPad! (Check out the video here: http://www.youtube.com/watch?v=RGQTaHGQ04Q) Apple says the iPad is the future of the Post-PC world; if it's going to be my primary keyboard, I want a better way to edit text!

Tapping directly on text to move the cursor works well for small portions of text, but we don't just write short portions of text anymore! When performing lots of edits in larger documents the direct interaction metaphor falls apart for cursor control. Even short portions of text can be painful to edit when you need to move the cursor to a precise location. Would you ever want to write a document on your computer without using the arrow keys? This is the reality iPad users face because they do not have the equivalent of arrow keys. There is a better way.

Take advantage of gestures by making a drag over the keyboard UI move the cursor. Move the cursor in word increments when dragging with two fingers. And finally, let the user select text while dragging when they hold down shift.

※日本語訳
『ダニエル・フーパー氏によるiPadキーボードのデモを観て、貴社にそのフィーチュアを採用して頂きたいと感じました。(デモ動画のリンクです。http://www.youtube.com/watch?v=RGQTaHGQ04Q)貴社はiPadを「ポストPC」と認識されている様ですが、こちらのキーボードシステムこそ、その呼び名により相応しいのではないでしょうか。

文章に直接タッチしてカーソルを動かす現行の方法は、短い文章を指定する際には有効ですが、長文を書く際には少々難があると言わざるを得ません。長文編集の際にカーソルがどこを指しているのか判らなくなってしまうのです。長文でなくても、適切な位置を指定するのが大変な状況です。パソコンで、矢印キーを使わずに快適に文字入力ができるでしょうか?現行のiPadユーザーはそのような状態に置かれているのです。もっと良い方法があるはずです。

キーボードが表示されている画面で、指をドラッグさせるとカーソルが動くようにしたらどうでしょうか。二本指でドラッグするとカーソルの移動速度が上がるようにします。そして、シフトキーを押しながらのドラッグで文字選択ができるようにするのです』

アップルのこれまでの在り方を振り返ると、アップルはこうした新しいアイデアに対して完全に無視を決め込み、自分達以外の何者も真新しいアイデアなど思い付きっこない、とでも言いたげな態度を決め込んできたものです。

フーパー氏のクレジットがどうなるかはわかりませんが、アップルがどうにかしてこれを採用してくれたら良いですね。

このデモ映像のパフォーマンスは脱獄iPadを使って行われているのか、それとも映像編集技術によって作られたものなのかは定かではありません。もしこれが脱獄iPad用のTweakだとしたら、脱獄というダークサイドに手を染める人が増えそうですね・・

関連記事

最新情報



上へ戻る