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噂のサファイア・ディスプレイはiWatch向け、iPhone 6では見送りか?

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アップルは現在、iPhone向けにサファイアガラスで覆われたディスプレイの実験を行っているようですが、この素材が採用されるのは次世代iPhoneではなく、噂される「iWatch」の方が先になるかもしれません。米国のApple Insiderが伝えています。

image - Esben Oxholm

デバイスにとって価格は決定的な要素ですが、いくつかの中国メディアによると、アップルは大幅にコストを上げることなくiPhoneにサファイアガラスを採用する方法を、まだ見つけ出せずにいるようです。

一方のiWatchでは、このような問題に直面していないとみられ、ハイエンドの腕時計に使用されるサファイアクリスタルとよく似たサファイア製の保護膜が、iWatchの2インチのディスプレイに使用される見通しです。

台湾のメディアは先月末、アップルのiPhone製造における主要パートナーであるフォックスコンが、サファイアディスプレイを使用したiPhoneの組立実験に成功したと報じました。同じ頃、アップルにサファイアを供給する既存のサプライヤが、設備や装置に大幅な投資を行っていたことが明らかになっています。

アップルは、アリゾナ州にあるサファイア生産工場に相当な数のサファイア炉や検査装置を搬入したとみられており、ある業界アナリストの予測では、この工場が完全に稼動すれば毎年2億台ものサファイアディスプレイの製造が可能になるとのことです。

アップルは現在、iPhoneの背面カメラのレンズカバーとiPhone 5sに搭載されたTouch IDの保護膜としてサファイアガラスを使用しています。

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