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iPhone SE 2はまだ発売されない、KGI証券が昨今の噂を否定

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情報の信頼性に定評のあるKGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏が、投資家向けの最新レポートの中で、最近伝えられたiPhone SE 2に関する報道に否定的な見解を示しました。クオ氏は特に、iPhone SE のフォームファクタが変更されること、そして無線充電や3D センサーといった最新機能が搭載されることを明確に否定しています。

iPhone SE 2に関する噂は昨夏に初めて登場し、「チップがA9からA10に更新され、初代モデルの発売から2年後となる2018年に発売される」と報じられました。その数か月後、今度は「新iPhone SEはWistron社がインドで製造し、2018年第1四半期(1~3月)に発売される」との情報がサプライチェーンから流れ、最近ではDigitimesが「iPhone SE 2の発売は今年の5月か6月」と報じました。

しかしクオ氏は、アップルが現在、より複雑なiPhone Xや今年発売の新モデルの開発に注力していること理由に、こうしたうわさを否定しています。また、現在はハイエンドモデルに搭載されている最新機能が、SEのような廉価版の製品に搭載される可能性も低いとしています。

ただし、iPhone SE 2が発売される可能性を完全には否定しておらず、ハイエンドモデルよりも安い部品を使うか、iOS 12をスムーズに実行できるプロセッサを新たに搭載して、今年後半に発売される可能性はあるとの見方を示しています。

また、同レポートの中でクオ氏は、今年は5.8インチと6.5インチのOLEDモデル、そしてFace IDを搭載した6.1インチのLCDモデルという3つのフラッグシップモデルが発売されると予測。価格が700~800ドルになると見込まれるLCDモデルは、1,000ドルを越えるiPhone Xには関心の薄い、買い替え時期を迎えたユーザーを惹きつける可能性が高いとしています。

9to5Mac

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