iTunesライブラリのバックアップと整理の仕方

iTunes Storeで購入したコンテンツはiCloudなどで購入情報がバックアップされますが、自分で登録した楽曲などのライブラリデータはバックアップされません。

そこで、万が一のときのために大切なライブラリデータをほかのハードディスク等にバックアップしておくことをオススメします。

ここではWindows 7を例にバックアップ方法をご紹介していきます。

ライブラリのバックアップ方法

iTunes Mediaフォルダーの場所を確認する

まず、iTunesのライブラリデータがどこに保存されているか確認しておきましょう。ショートカットの[Ctrl] + [,]キーを押して、環境設定の詳細を表示します。

上部のタブから【詳細】をクリックし、《[iTunes Media]フォルダーの場所》に書かれている保存場所を確認しておきましょう。

通常は、「ユーザー名」→「マイミュージック」→「iTunes」(C:\Users\ユーザー名\Music\iTunes)になっていると思います。

iTunes Mediaフォルダーの場所を確認

iTunesのフォルダーを確認

先ほどの場所にiTunesのフォルダがあることを確認します。

iTunesのフォルダーを確認

iTunesのフォルダーをハードディスク等にバックアップ

iTunesフォルダーを、ほかのハードディスクなどの大容量メディアにドラッグ&ドロップします。

iTunesのフォルダーをハードディスク等にバックアップ
iTunesフォルダーの中身

環境によって細かい違い等はありますが、iTunesフォルダーの中身は以下のような構成になっています。

Album Artwork......アルバムジャケットのデータ
iTunes Media......楽曲やムービーのデータ
iTunes Library Extras.itdbiTunes Library.itliTunes Music Library.xml......プレイリストや再生回数などの情報
iTunes Library Genius.itdb......Genius関連の情報

ライブラリの情報がおかしくなったときは、iTunesをいったん終了してこの中の「iTunes Music Library.xml」と「iTunes Library.itl」を削除。再度iTunesを起動して【メディアをスキャン】をクリックし、再構築しましょう。

iTunesフォルダーの中身

ライブラリを整理する

ライブラリが複数のフォルダーに分かれてしまっている

iTunesを長く使っていると、ライブラリのデータが複数のフォルダー等に分かれてしまっている場合があります。

ライブラリが複数のフォルダーの分かれてしまっている

ライブラリを整理する

複数に分かれてしまっているライブラリを整理して、ひとつにまとめておきましょう。

まず、ショートカットの[Ctrl] + [,]キーを押して環境設定を表示。上部のタブから【詳細】をクリックして、環境設定の詳細を表示します。その中の【ライブラリへの追加時にファイルを[iTunes Media]フォルダにコピーする】にチェックが入っているか確認しておきます。

このチェックが入っていない場合、別の場所に保存されてしまう場合があります。

確認が終わったら【OK】ボタンをクリックしてください。

ライブラリを整理する

ショートカットの[Ctrl] + [B]キーを押してメニューを表示させます。メニューの【ファイル】をプルダウンして、【ライブラリ】の中の【ライブラリを整理】をクリックしてください。

ライブラリを整理

ファイルを結合する

iTunesのライブラリに登録されているファイルを、「iTunes Music」フォルダにまとめます。

先ほどの操作で「ライブラリを整理」のサブウインドウが開いたら、【ファイルを統合】にチェックを入れ【OK】ボタンをクリックします。

ライブラリを整理

ライブラリのコピーが開始されます。移動元のデータは残ったままになっていますので、ほかの場所に移動してもiTuensで楽曲が再生できるか(しっかりとコピーされているか)確認しましょう。

ライブラリのコピーが開始

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