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「iPhone 5は9月初旬、iPad Miniは9月中旬、改良版第3世代iPadは10月に発売」とアナリストが予測

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KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏は24日(現地時間)、投資家に宛てた書簡の中で、アップルは9月初旬に第6世代となるiPhoneをリリースし、その後間もなくして、7インチの小型iPad、及び僅かに改良した第3世代iPadをリリースするとの観測を示しました。AppleInsiderが伝えています。

クオ氏によれば、iPhone 5の発売直後はユニットの出荷数が間に合わないため、大きな売り上げは期待できないとのこと。

「iPhone 5のデビューは9月になるが、in-cellタッチパネルと組み立てによる歩留まり(不良品でない製品の割合)には限りがある。そのため、現在買い控えにより売り上げを落としている現行モデルの補填を、短期間に達成することは難しいだろう」とクオ氏。

長らく噂されているiPad Miniに関しては、8月に量産が開始され、iPhone 5発売のすぐ後に正式発表されると見ています。

クオ氏のiPad Miniの売り上げ予測は、発売当初こそ控えめなものですが、ホリデーシーズンには1300万台に達するとしています。

また、クオ氏は第3世代iPadについても言及しています。

新しいiPadの内部部品アップデートの噂は以前からありましたが、クオ氏によれば、このアップデートの主な目的はコスト削減と熱対策であり、外面的な変化は無いそうです。

この改良版iPadのリリースは10月頃になると予測しています。

アップルの第3四半期の売り上げはイマイチのようですが、iPadとiPhoneの新型ラッシュの影響で、第4四半期の売り上げは打って変わって、莫大なものになるとクオ氏は見ています。同氏の予想では、第4四半期のiPhoneの売り上げは5500万台、iPadは2400万台に達するとのこと。

また、KGI Researchが作成した今秋のアップルの動向予測を示したチャートには、デザインの刷新が噂されるiPod touchとiPod nanoもあがっています。クオ氏によると、これらのデバイスは、第6世代iPhoneに採用される新技術と、A5プロセッサー等、既存のiOS製品に使われている部品で構成されるそうです。

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