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iPhone 5動画続々:超リアルモックアップ、4インチ画面での操作デモ

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「完全に組み上がったiPhone 5を初公開!」と銘打ったビデオがYouTubeにアップされました。8月第5週に開かれた消費者向けエレクトロニクスショーIFAを取材したものです。しかし、映像をよくよく観察してみると、精密に作られた、最新モックアップに過ぎないようです。AppleInseiderが報じています。

GSMイスラエルによれば、8月31日にベルリンで開かれたIFAの会場で、通常の取材をしているときに、サードパーティのアクセサリメーカーのブースでたまたまこのモックアップを発見したとのことです。ビデオに写っている機器は、早い時期にあちこちから「これが新型iPhoneの筐体だ!」とリークされていたものとよく似ています。

色はシルバーとブラックの2色で、細い刷毛引き仕上げのアルミニウムによるエッジとボタン、大きくなった4インチのディスプレイが誇らしげです。さらに、mini-Dockのコネクターに完全対応し、背面にはカメラモジュールを搭載しているようです。

しかしながら、表面の反射を観察する限りでは、この素材は従来のiPhoneで採用されていたGorillaガラスではなく、何か合成された素材のようです。つまり、現在分かっている部品と図面を基に、精密に作られたモックアップであることに、ほぼ間違いないと思われます。

AppleInsiderがこのビデオの高画質なバージョンを分析したところ、問題の製品が正真正銘のiPhone 5かどうか疑わしいと思える疑問点をいくつか発見したとのことです。例えば、背面をクローズアップしたシーンで"Model NO. A1303"という印字が見てとれます。このモデルナンバーは、アップル社が既にiPhone 3GSで使用していたものです。同様に、"BCGA1303A"というFCC IDは、既にiPhone 3GSで使用されています。

いずれにしても、このビデオで見られるモックアップは、来る9月12日に登場する新しいiPhoneがどんな外見になるのかを示す、目に見える最上のサンプルの1つであると言えるでしょう。

さて、こちらの動画は、MacRumorsが公開した4インチスクリーンの操作をデモした動画です。縦長になった画面のホームスクリーンの表示具合や、ゲーム、ウェブページの見た目がどのようなものになるか、わかりやすく紹介されています。

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