KIG証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏は18日、投資家向けのレポートを発行し、今年秋に発売されるiPhoneについての最新情報を明らかにしました。
その中でクオ氏は、3つの新iPhoneのうち6.1インチのLCDモデルについて、シングルSIM版とデュアルSIM版の2種類が用意され、eSIMには対応しないと伝えています。
米ブルームバーグは今年2月に、アップルが、6.5インチのOLEDモデルでデュアルSIM版の発売を検討していると伝えていましたが、クオ氏もこれに同調しています。一方で、5.8インチモデルではデュアルSIM版は発売されないとのことです。
LCDモデルの価格は、シングルSIM版が550~650ドル(59,000~69,000円)、デュアルSIM版が650~750ドル(69,000~80,000円)になると予測。クオ氏は、シングルSIM版は中国や商用市場におけるiPhoneの市場シェア拡大に貢献し、デュアルSIM版はiPhoneに新しい価格帯を生み出すと述べています。
今年秋は、6.1インチのLCDモデルのほか、5.8インチのiPhone Xのアップデートモデルと6.5インチの"iPhone X Plus"の計3種類のiPhoneが発売される見通しです。
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