アップルは2013年に発売したiPhone 5cで、ピンクやイエロー、グリーンなど多彩な5色のバリエーションをラインナップし世間を驚かせました。あれから5年、iPhone 5cで見せたカラフル路線は一度たりとも再現されずに来ましたが、今秋発売のiPhoneで復活するかもしれません。
ローゼンブラット証券のアナリスト、ジュン・ジャン氏は、アップルが今秋に発売予定の液晶ディスプレイモデルiPhone 8sについて、ブルー、イエロー、ピンクといった多彩なカラーバリエーションを用意する可能性があると述べています。
ジャン氏がiPhone 8sと呼ぶモデルは、今秋に登場するであろう3つの新型iPhoneのうち、iPhone 8の後継機に当たる、低価格で6.1インチの液晶ディスプレイ搭載モデルのこと。多彩なカラーバリエーションを投入することで、若者の需要を喚起する狙いがあると指摘しています。
また、iPhone Xで採用された有機ELディスプレイを搭載した他2つのモデルと差別化する狙いもあるようです。ただ、ジャン氏は情報のソースを開示していないため、真偽のほどは定かではありません。
同氏はまた、アップルが今年後半に生産するiPhoneの台数を1億2000万台と見積もっており、その内訳は液晶モデルと有機ELモデルが半々になると見ているようです。