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2019/9/19 20:05

iPhone 11 / 11 Pro、著名サイトのレビュー まとめ

アップルの最新モデルiPhone 11と11 Pro / 11 Pro Maxがいよいよ明日発売を迎えます。それに伴い、多くの著名サイトが両機種のレビューを掲載しています。ここでは、それらの一部をかいつまんで紹介していきます。どの機種を買うべきか、または買わないべきか迷っている方は、参考にしてみてください。

ナイトモードはライバルに匹敵、場合によっては上回る

image - Apple

暗い場所で撮影したり、iPhoneを三脚にとりつけて夜空にピントを合わせて撮影したりするなど、通常であれば暗い写真しか撮れないようなシチュエーションでも、日中ほどではないにしろ十分に明るい写真を撮ることができる設定がついている。

この設定は驚くべきもので、低照度での撮影や夜間での撮影に関していえば、アップルがファーウェイ、サムスン、グーグルといったライバルの製品に匹敵するか、場合によってはそれらを上回ることを可能にしている。このナイトモードを使うと、午前1時に撮影した写真でもまるで夕方に撮影したかのようにみえ、被写体を動かさないようにすればさらに良い写真が撮れる。

techradar

ナイトモードはグーグルのPixelより綺麗

左iPhone 11 Pro、右Pixel 3
image - THE VERGE

ナイトモードを最初に始めたのはグーグルだ。しかし、iPhone 11 Proではその機能がさらに直感的になっている。グーグルのPixelでは、撮影時にファインダーに映る露光リングが視界を妨げていた。iPhone 11 Proでは、タイマーが進むにつれて画面が徐々に明るくなっていく様子をリアルタイムで確認できる。

写真も、iPhone 11 Proのナイトモードの方がきれいに撮れるようだ。細部の隅々までシャープに撮影でき、より良いトーンとコントラストが維持され、場面の雰囲気が失われていない。他のスマートフォンのナイトモードは、画面を明るくすることで人工的かつ平板な写真になるが、iPhone 11 Proのナイトモードは前景と後景の両方で、明るい部分と暗い部分のバランスをきめ細かに取っている。

Marsgable

「ボヘミアン・ラプソディ」のライブシーンの迫力はXS Maxを圧倒

特に良いのが「HDR対応の映画やドラマ」を見た時の体験だ。iPhone 11シリーズでは、ディスプレイだけでなく音質も向上している。Dolby Atmosと5.1ch/7.1chサラウンドのデコードに対応し、自分の周囲を包み込むように音場が生まれるようになったからだ。(中略)

まず見たのは映画「スパイダーマン:スパイダーバース」。このタイトルはHDRかつDolby Atmos対応なので、実力を測りやすい。色合いもポップで、ディスプレイの実力も見やすい作品だ。

驚くのは、Dolby Atmosの効果だ。ちゃんと「自分を中心にしたリアルな音場」ができている。他の環境で斜め上から聞こえる音なども、ちゃんと同じ位置から聞こえる。もちろん、小さな音場なので解像感に制限はあるのだが、広がりと迫力を感じる。同じものをiPhone XS Maxで見ても、左右の分離は感じられるが広がり感はない。(中略)

次に、Atmos非対応かつ実写のコンテンツとして、「ボヘミアン・ラプソディ」を見てみた。こちらも画質は良好だ。Atmosではないので多少音場の広がりは減るが、それでも、ライブシーンの迫力が、XS Maxに比べ大幅に勝っている。

AV Watch

動画編集もiPhoneでサクサク

今回のiPhone 11 Pro Maxがすごいのは、動画でも傾きの調整や露出、ハイライト、シャドウ、コントラスト、彩度、色合い、ノイズ除去といった写真を編集するような加工ができる点にある。動画にこうした処理を施すには、それなりの性能のパソコンを使うのが一般的だ。それがiPhone単体でサクサク処理できてしまうことに驚いた。

ここ最近、Androidのスマホでも動画撮影に注力し、映画に匹敵する撮影機能を持つ機種が出てきている。しかしAndroidスマホは快適に編集できるアプリがあまり見受けられないという弱点があった。その点、iPhoneは標準で本格的な編集ができる。この数年iPhoneだけで撮影する商業映画も出始めてきたが、映画の現場でiPhoneが使われる可能性がますます高まった。

日本経済新聞

iPhone 11のディスプレイに十分満足できるはず

大半のユーザーはiPhone 11のディスプレイに十分満足できるはずだ。iPhone 11 ProやサムスンのGalaxy Note 10ほどの解像度はなく、HDRにも対応していないものの、十分な輝度を備え、Proモデルや他のOLEDスマートフォンと比べても、おそらく、よりリアルな色彩を実現している。

HDRに対応していないので、HDRと同様の体験を提供しようとはしているものの、やはりそれは本物とは異なる。たとえば、iPhone 11のディスプレイでスマートHDRの画像を見た場合、iPhone 11 Proほどの臨場感はなく、画面の暗いドラマや映画をみるときも、Proモデルほどきめ細やかな映像は表示されない。iPhone 11の妥協点の1つといえるだろう。

Pocket-lint

iPhone XS / XS Maxよりバッテリ駆動時間は長くなった

昨年、当時最新のiPhone XSを独自にテストしたとき、1回の充電で9~9.5時間連続使用することができた。今年のiPhone 11 Proは、同様の負荷で1回の充電につき12時間近い連続使用が可能だ。一方のPro Maxは、1回の充電で13~14時間使用できる(XS Maxは11~12時間)。

engadget

iPhone 11かiPhone 11 Proか

まず、スタンダードモデルとProモデルの違いについておさらいしよう。基本的にはハードウェアの違いだ。Proモデルの仕様についてまとめておく。

・ステンレススチールのフレームとマット仕上げのガラスで、新色のミッドナイトグリーン、ゴールドが選べる

・有機ELディスプレイのSuper Retina XDRを備え、HDRビデオ再生に対応

・よりコンパクトな5.8インチ、より大きな6.5インチディスプレイが選べる

・望遠カメラが利用できる

・ビデオ再生は、5.8インチモデルで18時間、6.5インチモデルでiPhone最長の20時間に対応

・水深4mで30分まで浸水を防ぐ防水性能

実は、この6点がiPhone 11とiPhone 11 Proシリーズの違いとなる。それだけ、iPhone 11の性能はProモデルと差が少なく、廉価版というわけでもないのだ。望遠レンズを活用した撮影やより大画面が必要であればiPhone 11 Proシリーズを選択すべきだが、そうでない場合、iPhone 11はかなり幅広い人にとって、最適な選択になるだろう。

Cnet

バッテリ駆動時間には驚いた

夜も疲れ果てて、iPhone 11を充電せずにそのまま寝てしまった。朝出かける予定に合わせて目覚めて「しまった!」と思った。いままでなら20%を切っているか、電池が切れ、途方に暮れるところだ。しかしバッテリーの残量はまだ60%ほど残っていて、驚いた。

結局土日は、金曜日の夜の充電で乗り切ることができた。外出が少なかったり、平日のように、スマートフォンの電池にとって過酷な朝夕の地下鉄で使わなかったこともあるが、筆者にとってこれまでのiPhoneでは到底ありえなかったことだ。

東洋経済オンライン

iPhone 11のディスプレイは本当に劣るのか?

実際に「TV」アプリから3つのHDR対応作品をレンタルし、一部のシーンを視聴して比べてみました。その感想としては、日常使用において「両者の差はほとんど感じられない」です。もちろん、iPhone 11 Proシリーズのハイダイナミックレンジの差に気づくシーンもあります。

例えば、バンブルビーの後半に出てくる「マイアミバイス」を意識したカーチェイスでは、跳ねた車が電線に接触し、火花を散らすシーンがあります。この火花の明るさは、最大コントラスト比2,000,000:1のiPhone 11 Proだと、思わず「眩しい」と感じるほどのハイライトで表現されました。一方、iPhone 11では「明るいなー」という程度で、確かに違いはありました。

しかし、こうした暗いシーンでの強烈なハイライトのほかには、明確な違いを感じることは少なかったのも事実。(中略)よほどのこだわりがないのであれば、iPhone 11のディスプレイで満足できないことは少ないだろうと思いました。

engadget

前人未到の工業デザイン

ところで、先ほど正方形の「プレート」と書いたが、実はこの部分(背面のレンズ部分)はプレートではない。もの作りに関わっている人であれば、おそらくこれが最大の驚きだろう。

実はiPhoneの背面全体と、この隆起してプレートに見える部分は仕上げの質感が違うにも関わらず1枚の同じガラスなのだ(だから継ぎ目がなく、これがiPhone 11世代の防水性や耐じん性にも貢献している)。(中略) この1枚ガラスの背面がiPhone 11では光沢仕上げ、11 Proシリーズではマット仕上げ(梨地仕上げ)になっているが、実は隆起した部分は逆で11がマット仕上げで11 Proが光沢仕上げになっている。

こんな高度な加工は、これまでどんな製品でも見たことがないし、こうしたディテールを尋常ではない熱量で仕上げるもの作りは、今や地球上でAppleか、高価な工芸品、ハイブランドのコレクターズアイテムくらいしかしていないはずだ。それを大量生産品で形にして、誰でも手が届く価格で提供してしまうあたりに、Appleという会社の妥協しない向上心を感じる。

ITmedia

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