比較:iPhone12 / 12 miniとiPhone 11の違い

iPhone 12の予約受付がついに始まりました。何がどう変わったのか、気になるスペックや性能など、iPhone 11と比較しながらご紹介していきましょう。

iPhone 12の各機種の違いはこちらから

iPhone 12とiPhone 12 miniの違い

iPhone12

左:iPhone 12、右:iPhone 12 mini

iPhone 11とiPhone 12の違いを見ていく前に、iPhone 12と12 miniの違いはなんでしょうか。当然ですが名前の通り本体サイズが違います。本体サイズが違えば、ディスプレイの大きさ(解像度)とバッテリー容量が異なります。よって、価格も異なります。iPhone 12と12 miniの違いは、少なくとも製品の仕様書を見る限りそれだけです。性能の違いはほぼ無いと思います。

販売価格(Appleストア)

価格はすべて税込み。

 

11

12 mini

12

64GB

71,280円

82,280円

94,380円

128GB

76,780円

87,780円

99,880円

256GB

88,880円

99,880円

111,980円

iPhone 11とiPhone 12の主な相違点

 

iPhone 11

iPhone 12 / 12 mini

本体素材

ガラスの前面と背面

セラミックシールドの前面

耐水

水深2mで最大30分間

水深6mで最大30分間

耐落下

-

耐落下性能が4倍向上

ディス
プレイ

Liquid Retina HDディスプレイ
(液晶)

Super Retina XDRディスプレイ
(有機EL)

チップ

A13 Bionicチップ
第3世代のNeural Engine

A14 Bionicチップ
次世代のNeural Engine

広角カメラ

ƒ/1.8絞り値

ƒ/1.6絞り値

前面カメラ

-

ナイトモード
Deep Fusion

ビデオ撮影

-

Dolby Vision対応HDR(最大30fps)
ナイトモードのタイムラプス

通信

4G

5G

カラー

パープル
イエロー
グリーン
ブラック
ホワイト
レッド

ブルー
グリーン
レッド
ホワイト
ブラック

サイズと重量

iPhone12

 

iPhone 11

iPhone 12

iPhone 12 mini

画面サイズ

6.1

6.1インチ

5.4インチ

高さ

150.9 mm

146.7 mm

131.5 mm

75.7 mm

71.5 mm

64.2 mm

厚さ

8.3 mm

厚さ:7.4 mm

7.4 mm

重量

194 g

162 g

133 g

iPhone 11とiPhone 12は、ともに画面サイズが6.1インチながら、iPhone 12の方がサイズも重さも小さくなっています。特に重さは特筆すべきもので、iPhone 11と比べて16%も軽量化しました。

5G(第5世代移動通信システム)

iPhone12

iPhone 12

iPhone 12最大のウリはなんと言っても5G通信に対応したことでしょう。高速・大容量をかなえる5Gでは、アップロードでもダウンロードでも圧倒的な高速通信を体感することができます。またストリーミング再生や対戦型のオンラインゲーム、チャットなどのリアルタイムなコミュニケーション、FaceTimeのようなビデオ通話などでも、高画質で遅延のない、快適な通信環境を実現します。

残念なニュースは、iPhone 12が対応する5Gの2つの周波数帯(Sub-6とミリ波)のうち、超高速のミリ波に接続できるのは米国のみで、日本を含むその他の国ではSub-6のみに対応すること。各国が5G導入を進めるなか、より高速なミリ波を利用できないのは残念ですが、Sub-6の方が対象となるサービスエリアが広いという利点もあります。

iPhone 11の通信方式は従来の4G / LTEで、5G接続には対応していません。ただ5Gには利点が多い一方、現時点では対応エリアが極端に狭いため、大都市の中心部以外で5G接続できないという、根源的な欠点を抱えています。なので、iPhone 11が5Gに対応していないからと言って、そこまでの減点にならないと思います。

各携帯キャリアはサイト上で5G対応エリアを公開しているので、気になる方は確認してみてください。

ドコモ:5G通信利用可能施設・スポット一覧

ソフトバンク:サービスエリアマップ

au:エリア

ちなみに、iPhone 12を取り扱うことができなかった楽天モバイルも、一部の地域で5Gを開始しています。

楽天モバイル:5Gサービスエリア

デザイン

iPhone12

iPhone 12

丸みを帯びたiPhone 11のフォルムとは変わって、スクエア型でフラットになったiPhone 12。筐体はどちらも、航空宇宙産業向けのアルミニウム素材を使い、背面は磨りガラスを用いた美しい仕上がりになっています。違いは前面。iPhone 12は前面にセラミックシールド技術を採用しており、iPhone 11と比べて4倍の強度を実現しました。不意の落下によるひび割れなどを防ぐことができます。

ディスプレイ

iPhone12

iPhone 12

 

iPhone 11

iPhone 12 / 12 mini

解像度

Liquid Retina HD

Super Retina XDR

解像度

1,792 x 828ピクセル
326ppi

2,340x1,080ピクセル
476ppi

最大輝度
(標準)

625ニト

625ニト

最大輝度
(HDR)

-

1,200ニト

今回大きく変わった点の一つにディスプレイが挙げられます。従来のLCD Liquid Retina HDから、iPhone 12ではOLED Super Retina XDRへと生まれ変わり、これまで以上に鮮明な表示が可能になりました。iPhone 11と比較して最大輝度はほぼ2倍。黒色は引き締まった美しい黒となり、OLEDならではのコントラスト比の高さが表れています。またiPhone 12はベゼルの幅が若干狭くなりました。

カメラ

iPhone12

iPhone 12

iPhone 11とiPhone 12を比べると、カメラの性能自体に大きな差は無いものの、進化はしています。両モデルとも、背面に1200万画素の超広角・広角デュアルカメラシステムを備え、絞り値も超広角カメラではf/2.4と同じ。違いがあるのは広角カメラで、絞り値がf/1.8からf/1.6へと小さくなり(光の量が増え)、暗いシーンでも明るくきれいな写真が撮れるようになりました。また前面のTrueDepthカメラにも変わりはなく、1200万画素で絞り値はf/2.2となっています。

一部の機能、例えばナイトモードやDeep Fusion、光学式手ぶれ補正などは両モデル共通の広角カメラの機能ですが、iPhone 12では新たに使える機能が増え、超広角カメラとTrueDepthカメラでもナイトモードとDeep Fusionでの撮影が可能になりました。 さらにiPhone 12では、Dolby Vision対応のHDRビデオ撮影(最大30fps)や、ナイトモードでのタイムラプス撮影もできるようになっています。

特にカメラにこだわる人は、より多機能で高性能なiPhone 12 Pro / 12 Pro Maxを検討してみるのもよいでしょう。iPhone 12 Pro / 12 Pro Maxには、超広角・広角に加え望遠カメラの機能があるほか、奥行きの計測に優れたLiDARスキャナも搭載されています。iPhoneでは初となるLiDARスキャナでは、暗い場所でのオートフォーカスが従来の6倍速になるなど、既存のカメラでは難しかった高度な技術を実現しています。

バッテリー

 

11

12

12 mini

ビデオ再生

最大17時間

最大17時間

最大15時間

ビデオ再生
ストリーミング

最大10時間

最大11時間

最大10時間

オーディオ
再生

最大65時間

最大65時間

最大50時間

iPhone 11のバッテリー容量は3,100mAh。アップルはiPhone 12の容量を公表していませんが、上記の再生時間を見れば、iPhone 11と大きく変わらないことが推測できます。iPhone 12 miniについては、本体サイズがiPhone 11とiPhone 12に比べると、一回りも二回りも小さいため、バッテリー容量も小さくなります。

いずれの機種も20W以上の電源アダプタ(別売り)を使えば、約30分で最大50%という、高速充電が可能になります。

ワイヤレス充電

iPhone12

MagSafe対応ケースとカード入れ

アップルはiPhone 12とともにMagSafeを発表しました。iPhone 12の背面に内蔵されている磁石により、対応充電器を近づけていくと、引き寄せられるように本体にピタッと張り付きます。MagSafeによる充電は最大15Wの出力が可能。iPhone 11は最大7WのQiワイヤレス充電に対応。もちろん、iPhone 12もQiワイヤレス充電にも対応しています。

パフォーマンス

iPhone12

iPhone 12のチップは、世界で初めて5nmプロセスを採用したA14 Bionic。詰め込まれた先進的なパーツのサイズは原子レベルです。Appleが「スマートフォンでは世界最速」と謳うように、同チップ搭載のiPhone 12はA13 Bionic 搭載のiPhone 11と比較して、シングルコア性能で約18.4%、マルチコア全体で約17.6%も高速化しているようです。

またA14にはA13同様、Neural Engine(機械学習専用コア)を搭載しています。8コアから16コアに増え、パフォーマンスも約80%と大幅に向上しているようです。 とはいえ、A13の処理能力が決して低いというわけではありません。例えばA12と比べても約20%も速く、またA14との比較でも、数値のうえではA14の方が上ですが、それは能力の高いもの同士を比較しているに過ぎず、A13の処理が遅いというわけではありません。日常生活で使う分には、iPhone 12と同じような感覚で使えると思います。

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