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iCloudとは

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iCloudとはアップルが提供するクラウドサービスのことです。インターネットなどのネットワークをクラウド(cloud=雲)に見立て、そこに様々なデータ(コンテンツ)を置き、複数のデバイス(iPhone、iPad、iPod touch、MacまたはWindowsパソコン)からその雲の中のデータを利用したときに、どのデバイスでも共通の最新データを扱えるようにしたものです。

ちょうど下図のようなイメージです。

iCloudのイメージ

例えば、海外旅行先でiPhoneで写真を撮ったとしましょう。その写真は即座にiCloudを通して他のデバイスに同期されるので、時を同じくして日本の自宅にいる家族がパソコンからその写真を閲覧することができます。

例えば、パソコンでカレンダーに予定を書き込んだとします。その予定はiCloudを通して他のデバイスに同期されるので、iPhoneでもiPadでもPCでも同じものを閲覧することができます。
※Windows PCでiCloudを使用するには「Windowsコントロールパネル」をインストールする必要があります。詳細はiCloudの設定方法をご参照下さい。

これらのことをiCloudが自動でやってくれるのです。


iCloudの歴史

iCloudの歴史は、2000年に開始したiToolsという無料のサービスから始まります。その後、.Mac(ドットマック)MobileMeと有料のサービスで進化を重ね、2011年にiOS5と共に無料サービスのiCloudが登場しました。以前からの利用者は簡単にiCloudに移行できます。

iCloudサービスの主な機能

フォトストリーム

フォトストリーム

iPhoneで撮った写真、MacやPCで取り込んだ写真がWIFIネットワークを経由して、他のすべてのデバイスに同期できます。また、共有フォトストリームでは、あなたが選んだ写真・ビデオを、あなたが選んだ人とだけ簡単に共有できます。
フォトストリームの使い方
共有フォトストリームの使い方

アプリケーション、本、バックアップ

アプリケーション、本、バックアップ

アプリや本などを複数のiOSデバイスでバラバラに購入したとしても、iCloudに購入履歴が保存されるため、どのデバイスにも同じものが表示されるようになります。
iOSデバイスのバックアップもiCloudが自動的にしてくれるので、データの復元も簡単です。
iPhoneのバックアップと復元方法

「友だちを探す」と「iPhoneを探す」

「友だちを探す」と「iPhoneを探す」

位置情報を公開している友達の現在地がマップ上に表示されたります。また、iPhoneなどの盗難・紛失の際には、MacやPCでiPhoneの場所を表示できます。遠隔操作でパスコードロックをしたり、リモートワイプ機能でデバイス上のすべてのデータを消去できます。
iPhoneを探す

Safari

カレンダー、メール、連絡先

iOS 6から備わった「iCloudタブ」は、Safariで現在開いているすべてのページが他のデバイスにも同期されます。又、Safariのリーディングストにウェブページを保存すると、すべてのデバイスでオフライン環境でもそのページを閲覧することができます。
iCloudタブの使い方
リーディングリストの使い方

カレンダー、メール、連絡先

カレンダー、メール、連絡先

カレンダーに書き込んだ予定や、Eメールの送受信歴、連絡先もまた、iCloudを利用すれば、すべてのデバイスにプッシュされ最新情報を共有できます。
また、iCloud利用者には無料で****@icloud.comのメールアドレスも取得できます。
iCloudメールを取得する

iTunes in the Cloud

iTunesで以前購入した音楽やビデオは、iCloudに購入履歴を保存するため、購入した以外の他のデバイスにも自動的に表示されます。そして、その場でダウンロード可能です。いちいちMacやPCで同期させなくても、好きなときに好きなデバイスで音楽を楽しめます。
iTunes in the Cloudの使い方

Documents in the Cloud

Documents in the Cloud

iCloud対応のアプリケーションがあれば、すべてのデバイスで様々な書類を最新状態にしてくれます。いろいろなデバイスで同じ書類を取り扱うとき、どれが最新状態だったか気にする必要はありません。

iCloud

iPhoneの使い方 カテゴリー

標準搭載アプリ



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