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iOS・Mac版iWorkがアップデート、 マルチタスク機能や3D Touchに対応

アップルは15日(現地時間)、iOS 9およびOS X 10.11 El Capitan向けiWorkの各アプリをアップデートしました。同アップデートによって、iPhone 6s / 6s Plus、iPadの最新モデルなどでは、「Pages」「Numbers」「Keynote」の各アプリで、3D TouchやiPadのマルチタスク機能、外部キーボードのショートカット機能などが使えるようになりました。

数あるアップデートのなかでも特に注目されるのは、iPad Air 2やiPad mini 4、今後発売予定のiPad Proなどで、「Slide Over(画面の右端から左へスワイプして別のアプリを起動)」や「Split View(画面に2つのアプリを並べて表示)」「Picture in Picture(画面の一部に小さな画面を別表示)」などのマルチタスキング機能が使えるようになったことでしょう。

さらにiOS 9の新機能であるショートカットバーにも対応したほか、外部キーボードでもショートカットを利用できるようになりました。一方iPhone 6s / 6s Plusにおいては、「3D Touch」操作が可能になりました。

ほかにもiWork '06や'08で作成された文書を開いたり、ブラウザで共有ドキュメントを閲覧したりできるようになったほか、Microsoft Officeとの互換性も向上しました。

アクセシビリティの面では、VoiceOverに新たなコマンドが追加され、文書の編集や各アプリの設定変更などができるようになりました。これらのコマンドによって、文書に追記したり、文書を編集・読み上げ・閲覧したり、各種操作したりできるようになり、またさまざまなメニュー項目にアクセスすることも可能です。

一方、OS X 10.11 El Capitanでは、「Pages」「Numbers」「Keynote」で、「Split View」の機能が使えるようになりました。また感圧タッチを採用した新型のMacBookシリーズやiMacでは、画像などのファイルを編集する際に、触覚フィードバックで振動を感じることができます。さらにVoiceOverに追加された新たなコマンドによって、ユーザー・エクスペリエンスも高まりました。

iWorkの各アプリの機能ついては、アップルの公式ウェブサイトで確認することができます。なお、ウェブブラウザ版のiCloud.comにおいてもベータ表記が削除され、正式サービスに移行されています。

via - Apple Insider

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