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A10 Fusion内蔵のiPhone 7、処理能力は驚異的

iPhone 7とiPhone 7 Plusには、クアッドコアを内蔵したアップル製の新しい「A10 Fusion」チップが搭載されています。これまでMacに搭載されてきたすべてのクアッドコア・チップは、同じピーク速度を達成する4つのプロセッサで構成されていました。

高速処理でもバッテリ駆動時間は6sより2時間増

しかしA10 Fusionのアーキテクチャはこれらと異なり、2つの高性能コアと2つの高効率コアから構成されています。アップルによれば、A10 Fusionは、初代iPhoneと比べて120倍、iPhone 6sに搭載されたA9チップと比べて40%、処理速度が向上しています。

通常、処理速度の高いチップほど電力を多く消費します。iPhone 7は、最大効率で動作させ続けるために2種類のコアを駆動し、低い処理能力で済むタスクは高効率コアに、負荷が重いタスクは高性能コアに振り分けています。具体的には、メールチェックや音楽再生などのタスクは高効率コアに処理させることで、高性能コアを使用したときよりもバッテリーを節約することを可能にしています。

アップルによれば、iPhone 7のバッテリ駆動時間は6sより最長2時間増、7 Plusは6s Plusより最長1時間増とのことです。

ベンチマークは12.9インチのiPad Pro超え

ベンチマークのスコアをみると、iPhone 7は、シングル/マルチスコアが3233/5363と、2508/4106のiPhone 6sよりともに高いスコアとなっており、12.9インチのiPad Proのパフォーマンスをも追い抜いています。

さらにiPhone 7には6コアのGPUも搭載され、「ゲーム専用機レベル」のゲームが楽しめるとされています。A10 FusionのGPUは、iPhone 6、第4世代Apple TV、最新のiPod Touchに搭載されていたA8と比べ、処理速度が3倍高くなっています。こうしたグラフィックと処理速度の高速化は、今回から導入されたWide Colorの重要な要素となっています。

iPhone 7にはイノベーションがないとの声も聞かれますが、処理能力に関しては、iPhone 6sから飛躍的な進化を遂げたといえそうです。

Apple Insider

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