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アップル、iOSの新機能「CarPlay」を発表、対応車両は今週お披露目

アップルは3日、iOSの自動車向け新機能である「CarPlay」を発表しました。今月6日に開幕するジュネーブ・モーターショーでCarPlay対応車両が公表される見通しです。米国のMacRumorsが伝えています。

CarPlayは、自動車のダッシュボードに内蔵されたディスプレイから、音声アシスタントのSiriを利用して、iPhoneのナビゲーション、電話、メッセージ、音楽再生等にアクセスできる新しい機能です。

CarPlayを搭載した自動車にライトニングコネクタ対応のiPhoneを接続すると、音声アシスタント機能のSiriから、あるいはタッチスクリーンや内蔵のボタンなどから、マップ、電話、メッセージ、Podcast、Music等のさまざまなiOSアプリにアクセスできるようになります。Beats Radio、iHeartRadio、Spotify、Stitcherといったサードパーティのアプリも利用でき、対応アプリは今後増える予定です。

CarPlayは、フェラーリ、メルセデスベンツ、ボルボの対応車両で今週から利用できるようになり、その後、BMW、フォード、GM、ホンダ、現代自動車、ジャガーランドローバー、起亜自動車、三菱自動車、日産自動車、PSAプジョーシトロエン、スバル、スズキ、トヨタ等の車両でも利用可能となります。

「CarPlayは、iPhoneを使ったこれまでにない体験をドライバーに提供するために新たに設計された。iPhoneのユーザーは、指先に常にコンテンツを求めている。CarPlayは、ユーザーの注意が散漫になることを最小限に抑えながら車内でiPhoneを使えるようにした。当社は素晴らしいパートナー各社とCarPlayを始動させる。今週のジュネーブでのデビューに向けて私たちはとても興奮している」(アップルiPhone/iOS製品マーケティング担当副社長グレッグ・ジョズウィアック氏)

CarPlayは、昨年の世界開発者会議(WWDC)で初めて公開されましたが、当初はiOS in the Carという名称がつけられていました。アップルの幹部は、この機能が「アップルにとって非常に重要」なものであり同社の「エコシステムの一部として」不可欠であると公言してきましたが、今年初めには開発上の問題が発生していると報じられていました。2月には、CarPlayの機能を取り上げた動画が明るみに出て、異なる解像度を持つ外付けディスプレイへの対応、タッチ入力、ハードウェア制御、音声入力などの機能が明らかになっていました。

CarPlayはiOSのアップデート版として公開される予定で、ライトニングコネクタ対応のiPhone 5、iPhone 5s、iPhone 5cで利用できるようになります。

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