ソフトバンクを解約し、MNP転出で他社に乗り換える際の手順
間もなく登場するiPhone 12の発売を機に、ソフトバンクから他社へ乗り換えを計画している人は多いでしょう。通常、乗り換えは頻繁にするものではないので、MNPの方法がわからず、若干の不安を抱えている方も多いと思います。当記事では、ソフトバンクを解約して他社にスムーズに乗り換えができるように、MNPの手順と注意点を説明していきます。
= この記事の目次 =
MNPの大まかな流れ
1. ソフトバンクからMNP予約番号を取得する。
2. 転出先の携帯会社に申し込む。契約の際、MNP予約番号、MNP予約番号の有効期限、現在使用中の電話番号が必要となる(端末の予約の際は必要なし)。
3. ウェブサイトから乗り換え先に申し込んだ場合、商品が手元に届いたら切り替え手続きをする。ソフトバンクのSIMカードが不通になった時点で、ソフトバンクは解約となる。
MNPにかかる費用
基本的に、MNPをする際に発生する費用は、MNP転出手数料の3,000円だけですが、タイミングによっては違約金等もかかるので、事前に確認しておきましょう。
●MNP転出手数料
「MNP転出手数料」として3,000円の費用が発生します。これはソフトバンクに限ったことではなく、他社でMNP転出する際も同額の手数料がかかります。
ソフトバンクでは2013年9月28日から2019年9月12日の期間に契約をした方で次の項目に該当する場合、MNP転出手数料は5,000円になります。
・みまもりケータイ
・シンプルスタイル(プリペイド携帯電話)
・スマート一括
・SIMカード単体で契約後、3ヵ月以内に他社へ変更する場合
●違約金(契約解除料)
2019年9月13日以降にソフトバンクを新規契約した場合、いつ解約しても違約金は発生しません。しかし、2019年9月12日までにソフトバンクを契約した方は、違約金が発生する場合があります。2年契約の場合、契約最終月から3ヵ月間が「更新期間」となるため、同期間にMNP転出をすれば違約金は発生しません。「更新期間」以外の解約には、加入プランにもよりますが、一般的に9,500円の違約金が発生します、違約金の正確な額については、MNP予約番号を取得する際、オペレーターの方が教えてくれます。
●分割支払金の残額
機種代金を分割支払中の場合は、当然、残額を支払わなければなりません。残額の確認は、以下のMy Softbankのページからできます。
違約金なしで他社に乗り換えできる「更新期間」の正確な日にちを把握しておきましょう。
●更新期間の確認方法

My Softbankにログインします。
上記のリンクからアクセスすると更新期間が表示されます。更新期間の記載がない方は、契約期間の無いプランを契約していると思われます。
My Softbankの他のページからアクセスする場合は、メニューの「契約・オプション管理」を選択してください。
基本的に日割りはされません。ただ、日割りされるものもあるので、詳細は以下の公式サイトで確認してください。
請求締め日は、「末日」「10日」「20日」の3通りあります。解約の際、1日でも締め日を過ぎると、1か月分の利用料をまるっと支払わなければならないため、MNP転出をする前に締め日を確認しておきましょう。
My Softbankにログインして、メニューの「料金・支払い管理」を選択すれば、請求締日を確認できます。
MNP予約番号を取得する
MNPで他社にのりかえる際、転出元のソフトバンクから「MNP予約番号」を取得する必要があります。取得方法は電話、My Softbank(ウェブ)、ソフトバンクショップの3通り。しかし、ウェブ経由で予約番号を取得できるのはガラケー契約者のみなので、電話で取得するのが一番手っ取り早いです。シンプルスタイル(プリペイド携帯電話)をお使いの方は、ソフトバンクショップのみで取得可能です。
● 携帯電話番号ポータビリティ(MNP)お問い合わせ窓口
一般電話から:0800-100-5533
ソフトバンク携帯電話から:*5533
受付時間:9時~20時
上記番号に電話をかけると、自動音声の案内が始まるので、案内に従って手続きを進めてください。最終的にオペレーターにつながります。音声案内の途中で4桁の暗証番号の入力を求められますが、わからない場合は何も入力せずそのままにしておくと、オペレーターに転送されます。
手続きが完了すると、ソフトバンクからSMSが届きます。ここに、「MNP予約番号」「MNP予約番号の有効期限」「契約解除料」などが記載されています。
MNP予約番号を取得しただけでは、ソフトバンクは解約されませんし、何も起こりません。MNP転出先の携帯会社に申し込み、その会社が発行するSIMカードで、ソフトバンクで使用していた電話番号が使えるようになった時点で、ソフトバンクは解約となります。従って、ソフトバンクを解約する手続きはありません。
MNP予約番号の有効期限は、ソフトバンクに限らず15日です。この期間を過ぎれば、予約番号は無効になるため、再度取得しなければなりません。さらに、転出先の携帯会社にウェブサイトから申し込む場合、予約番号の有効期限が10日ほど残っている必要があります(携帯会社により日数は異なる)。
従って、ソフトバンクからMNP予約番号を取得するタイミングは、可能な限り転出先の会社に申し込む直前が良いです。
iPhone SEなど、購入の前に商品を予約する必要がある場合、予約手続きでMNP予約番号が必要になることはありません。在庫が確保され、本契約をする際に予約番号が必要となります。
のりかえ先の事業者に申し込む
MNP予約番号を取得したら、ドコモやau、格安SIMなど、のりかえ先の携帯電話会社に申し込みをします。

参考までに、左図はUQモバイルの申し込み画面です。「MNP予約番号」「予約番号の有効期限」「利用予定の電話番号」を入力する欄があります。
商品到着後の切り替え方法
ウェブサイトからMNP転入で他社に申し込んだ場合、商品到着後に切り替え(開通)手続きをします。ワイモバイルのように、自動で切り替わる事業者もありますが、電話またはウェブから手続きを行うのが一般的です。以下の記事で、商品到着後の設定や開通方法を解説しているので、参照してください。
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