ワイモバイル、eSIMの申し込みと設定方法

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eSIM申し込み時の注意点

他社から乗り換え(MNP)または新規契約でeSIMを申し込むには、スマホからY!mobileオンラインストアにアクセスして、申し込み手続きをしてください。オンラインによる本人確認で、スマホのカメラを使用して自身を撮影する手続きがあるため、パソコンやタブレットからでは申し込みができないようになっています。

eSIMを再発行する場合

すでにワイモバイルのeSIMを契約しているユーザーが、機種変更などでeSIMを別の端末で利用したい場合、eSIM再発行の手続きをする必要があります。再発行の手順は下記の記事で解説しています。

ワイモバイル、eSIMの再発行方法

Y!mobileオンラインショップにアクセスする

eSIM

Y!mobileオンラインストアにアクセスして、「SIM/SIMフリー」の項目の[eSIM]をタップします。

eSIM契約で最大26,000円還元

Y!mobileオンラインストア ヤフー店(ヤフーモバイル)では、SIM単体契約した方を対象に最大10,000円相当のPayPayポイントを還元するキャンペーンを実施しています。さらに、「新どこでももらえる特典」にエントリーしたうえでSIMを申し込み、適用条件を満たすと、6,000円相当のPayPayポイントがもらえます。

これらに加えて、ワイモバイル契約後の一定期間にPayPay決済で買い物した金額の20%をポイント還元(上限10,000円)する特典も実施しています(MNPが対象、シンプルSは対象外)。

これらすべての特典を適用すると、ポイント還元額は最大26,000円相当にものぼります。

ヤフーモバイルとワイモバイルの違い

注意事項を読む

上記項目を了解しました

「ご注意ください」という表示が出ます。eSIMプロファイルの設定方法やeSIM対応端末の確認、初期設定時にWi-Fiが必要なことなど、いくつか注意点が書かれています。

目を通したうえで、[上記項目を了解しました]をタップします。

ワイモバイルのeSIM公式ページ

eSIM対応のiPhoneの機種を確認する

ワイモバイルのeSIMを利用できるiPhoneの機種は以下の通り。なお、SIMロックがかかっている端末では利用できません。

・iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max
・iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max
・iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max
・iPhone SE(第2/第3世代)
・iPhone 11 / 11 Pro
・iPhone XS / XS Max / XR

eSIMに対応するAndroidやiPadの機種については、公式サイトで確認してください。

【公式】動作確認機種 | eSIM

購入手続きをする

eSIMを購入

eSIMの申し込み画面が表示されます。案内に従い、料金プランの選択や契約者情報の入力をして手続きを進めてください。

iPhoneにeSIMを設定する手順

eSIMの申し込みが完了すると、登録したメールアドレスに「【Y!mobileオンラインストア】お申し込み完了のお知らせ」という件名の確認メールが届きます。申し込み内容に不備がない場合、それから1~2時間ほどで、「【Y!mobileオンラインストア】eSIMご利用手続きのお知らせ」というメールが届くので、eSIMのプロファイル(設定情報をまとめたもの)をiPhoneにダウンロードする作業に移ります。

ちなみに筆者の場合、オンラインストアでeSIMの申し込みをしたのが土曜日の夜だったため、eSIMご利用手続きのお知らせメールが届いたのは、日曜日の10時30分頃でした。

eSIMを設定するiPhoneとは別の端末を用意する

eSIMを設定するiPhoneとは別の端末(スマホ、タブレット、PC)から、プロファイルのダウンロードページにアクセスしてQRコードを表示し、eSIMを設定するiPhoneで読み込みます。eSIMを利用するiPhoneにQRコードを表示してしまうと、QRコードを読み込めなくなるので、パソコンなど別の端末からプロファイルのダウンロードページにアクセスするようにしてください。

もし他に端末がない場合は、手動で設定情報を入力することもできるので、eSIMを設定するiPhoneを使って手順を進めてください。

「eSIMかんたん開通」アプリを利用する

以前はQRコードを用いてプロファイルをダウンロードする方法しかありませんでしたが、今は「Y!mobile eSIMかんたん開通」アプリを利用する方法も提供されています。QRコードを表示する端末が無い場合などは、アプリを使用してeSIMを設定してみてください。

【公式】Y!mobile eSIMかんたん開通

デュアルSIMとして設定する

今回筆者は、契約中のドコモのSIMカードをiPhone 12 Proに挿入した状態で、ワイモバイルのeSIMを設定しました。いわゆるデュアルSIMとしてiPhoneを活用するためです。この場合、iPhoneにeSIMの設定情報を読み込んだ後、デュアルSIMの設定を行います。iPhoneをeSIMのみで利用する場合は、デュアルSIMの設定は省略されます。

メールに記載のURLにアクセスする

【Y!mobileオンラインストア】eSIMご利用手続きのお知らせ

「【Y!mobileオンラインストア】eSIMご利用手続きのお知らせ」メールに記載の「eSIMご利用お手続き」のURLにアクセスします。

なお、筆者はiPadからアクセスしました。

eSIM利用開始のお手続き

「eSIM利用開始のお手続き」が開きます。

eSIM利用開始のお手続き

当ページでは以下の項目を入力します。

・「お手続き前の準備」に目を通し、[端末のSIMロックを解除しました。] [Wi-Fiにつながる環境があります。]にチェック。

・「ご本人さま確認」の欄に[お申し込み時の第一連絡先電話番号]を入力。

・ワンタイムパスワードの受け取り方法を[登録したメールアドレスで受け取る]または[自動音声通話で受け取る]のいずれかを選択。

ワンタイムパスワードを入力する

「ワンタイムパスワード入力」表示されるので、受け取った番号を入力します。

ワンタイムパスワード

QRコードが表示される

「eSIMプロファイルのダウンロード」ページが開きます。ここに表示されているQRコードをiPhoneのカメラアプリで読み取り、eSIMの設定を進めていきます。QRコードを読み取った後も、このページは閉じずにそのままにしておきます。

QRコード
手動でeSIMの設定情報を入力する場合

eSIMを設定するiPhone以外に端末がない場合や何らかの理由でQRコードを読み取れない場合、eSIMの設定情報を手動で入力していきます。

「iPhoneで手入力でダウンロードする場合」を選択

「eSIMプロファイルのダウンロード」ページを下にスクロールして、「設定から手入力でプロファイルをダウンロード」の項目の[iPhoneで手入力でダウンロードする場合]を選択します。

iPhoneで手入力でダウンロードする場合

「STEP4」の各項目をコピーする

「iPhoneで手入力でダウンロードする場合」の「STEP4」に表示されている「SM+DP+アドレス」と「アクティベーションコード」の[コピー]をそれぞれタップして、次に説明するiPhoneの入力欄にペーストします。

コピー
アクティベーションコードを入力

eSIMを設定するiPhoneで「設定」アプリを開き、[モバイル通信] > [モバイル通信プランを追加] > [詳細情報を手動で入力]の順にタップして、「アクティベーションコードを入力」画面を開きます。

[SM+DP+アドレス][アクティベーションコード]の欄にそれぞれコピーしたものをペーストします。最後に[次へ]をタップして、設定を完了してください。

iPhoneのカメラアプリでQRコードを読み取る

タップしてこのモバイル通信プランを表示

まず、eSIMを設定するiPhoneがWi-Fiに接続していることを確認します。そのうえで、iPhoneのカメラアプリを起動します。

QRコードを画面に収めると、[タップしてこのモバイル通信プランを表示]という通知が出るので、これをタップします。

「続ける」をタップする

モバイル通信プランのインストール

「モバイル通信プランのインストール」が表示されます。[続ける]をタップしてください。

「モバイル通信プランを追加」をタップする

モバイル通信プランを追加

[モバイル通信プランを追加]をタップします。

デュアルSIMの設定をする

iPhoneにSIMカードを挿入せず、eSIMのみを設定する場合、iPhoneの設定はこれで完了です。電波強度のアイコンを確認するの項目に移ってください。iPhoneにSIMカードとeSIMの両方を設定する場合、デュアルSIMの設定をしてきます。

「モバイル通信プランの名称」を変更する

モバイル通信プランの名称

初期設定では、iPhoneに挿入しているSIMカードが「主回線」、ワイモバイルのeSIMが「副回線」という名称で登録されます。各項目をタップすれば、回線の名称を変更することができます。

名称の変更は後からでもできるので、[続ける]をタップして先に進みましょう。

キャリア設定アップデート
iMessageとFaceTime

「キャリア設定アップデート」の表示が出たら、[アップデート]を選択してください。

もし表示が出なかった場合、手動でアップデートできます。詳しくは当記事のiOSとキャリア設定のアップデート方法を確認するをご覧ください。

デフォルト回線を選択する

デフォルト回線

デフォルト回線に使用するSIMを選択します。

デフォルト回線に設定したSIMが、電話の発信とメッセージ(SMS)の送信に使用されます(もう一方のSIMから発信することもできます)。

ここでは[主回線]にチェックを入れて、[続ける]をタップして先に進みます。もちろん、後から設定を変更することもできます。

iMessageとFaceTimeに使用するSIMを選択する

iMessageとFaceTime

iMessageとFaceTimeに使用するSIMを選択して、[続ける]をタップします。

モバイルデータ通信に使用するSIMを選択する

モバイルデータ通信

モバイルデータ通信に使用するSIMを選択します。ここで副回線を選択すると、電話とメッセージは主回線、ネットは副回線といった使い分けができるようになります。

また、電波状況が悪いときなどにもう一方のSIMをモバイルデータ通信に使いたい場合は、[モバイルデータ通信の切替を許可]のスイッチをオンにします。

設定が終わったら[続ける]をタップします。

以上でiPhoneの設定は完了です。

電波強度のアイコンを確認する

iPhoneにSIMカードとeSIMの両方を設定すると、ステータスバーの電波強度のアイコンが2つになります。MNPでワイモバイルにのりかえをした場合、この時点では回線の切り替えをしていないため、eSIMの電波アイコンは灰色(圏外)になっています。

電波強度

一方、新しい電話番号でワイモバイルを契約した場合、この時点で電波をつかんでいるかもしれません。Wi-Fiをオフにして、インターネットを利用できるか試してみてください。その際、「設定」アプリから「モバイル通信」> 「モバイルデータ通信」の順にタップして、「モバイルデータ通信の切替を許可」のスイッチをオフにしておくこと。

コントロールセンター

インターネットが利用できない場合は、当記事のAPN設定についてをご覧ください。

「次へ進んで設定を完了させる」をタップする

先ほどQRコードを読み込む際に表示し、閉じずにそのままにしてある「eSIMプロファイルのダウンロード」ページに戻ります。画面を一番下までスクロールして[プロファイルのダウンロードが完了した]にチェックを入れたうえで、[次へ進んで設定を完了させる]をタップしてください。

次へ進んで設定を完了させる

回線の切り替えをする

ソフトバンクやLINEMO、他社からのりかえ(MNP)でワイモバイルに申し込みをした方は、回線の切り替え手続きを行います。

回線切り替え

「回線切替」ページが開きます。内容を読んだうえで[回線を切り替える]をタップしてください。しばらくすると、乗り換え元のSIMが圏外になり使用できなくなり、さらに数分すると、ワイモバイルのeSIMが電波をつかむようになります。なお、切り替え手続きの受付時間は9時~20時30分です。

回線切り替え

APN設定について

「ご利用開始前にAPN設定をしてください」というページが表示されます。APNとは、インターネットに接続するための設定情報のことで、以前はこれらの情報をまとめたAPN構成プロファイルをiPhoneにインストールする必要がありました。しかし、iOS 14.5以降を搭載したiPhoneで、かつキャリア設定アップデートをしていれば、APN設定は必要ありません。 詳しくは[iPhoneでAPN設定をする]を選択して確認しましょう。

APN設定の案内

iOSとキャリア設定のアップデート方法を確認する

ワイモバイル回線の通信設定をする」というページが開きます。ここでは、iOSを最新版にアップデートする方法と、キャリア設定アップデートの方法が紹介されています。必要に応じてアップデートしてください。アップデート後もインターネットに接続できない場合、iPhoneを再起動してみてください。

ワイモバイル回線の通信設定をする

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